しのざきのおと。

2021年も穏やかに暮らしたい

PCは日本語 スマホは英語

私はブログを書くのは基本パソコンからです。

自分にとってはスマホ=英語で話す、パソコン=日本語で話す、みたいな感覚で(とか言うほど英語が話せる訳では全く無いのですが)、長い文章をスマホで書くということは私にとっては大変なことなんです。多分文章全体を見渡しづらいのが原因だろうと自分では思っているのですが。

 

ただ、そうなってくるとブログに記事をあげる頻度は低くならざるをえないんですよね。なぜなら私は早朝に仕事に出かけ、帰ってくるのは21-22時ぐらいな事が多いのです。そうしてごはん、お風呂を済ませると翌日のためにも早く寝た方がよかろうという時間になるもので、平日に記事を書くことはほぼ不可能になる。そして土日にも予定が入っていたりすると、そこでも書けない→更新停止、となる訳です。

 

 3月のアメトーク「勉強大好き芸人」で、「まとまった時間を作って勉強するんじゃなく、少しずつでいいからどこででも、隙間の時間などを上手く使いながら勉強するのがいい」と言っているのを見て「確かに~」と思ったんですよね。

Twitterは隙間時間にできるのでブログより手軽に利用できて、結果的にそれが日記代わりみたいになっていますし。一つ一つは単文でも、0更新のブログよりTwitterの50つぶやきだな、と。

 

なので、大画面で文章全体を見渡しにくいという点はありますが、隙間時間にちょこちょこと書いて、もう少しブログも書けたらなーと思っています。つぶやきも好きなんですけど、やっぱりまとまった文章も大好きなんですよね~

 

人が笑顔でいるのを見るのが好きだ

自分の能力が特に高くなくても毎日幸せだなぁと感じられる人もいれば

人より優れた能力を持っているのに幸せそうに見えない人もいる。

 

私の会社にも後者の人がいた。部署は違うのだが、たまに一緒に仕事をする事がある人だった。

その人はいつも綺麗な身なりをしていた。見た事も無いような素敵な素材でできた服を着ていたことがあり、私は「その服いいですねぇ」と褒めた。

そしたら笑顔の「ありがとう」でも、照れたような「いえいえそんな」でもなく、拒否的な「別にそんなことないです」という答えが返ってきたことがあった。私は驚いたと同時に、哀しい気持ちにもなった。

 

その人は経験もあった。実力もあった。平均して質の高い仕事をしていた。それは私以外の人も認めていた。

にもかかわらず、その人は自分の仕事の出来について、謙遜を通り越して卑下していた。そしていつも人生に疲れたような、つまらなそうな顔をしていた。

なんでだろう、とも思ったし、見ていて私も悲しい気持ちになった。

 

先日、その人に久々に会う事があった。そうしたら、その人が今まで見た事がないぐらい晴れ晴れと、明るい顔をしていた。

何があったのかなぁ、と思いつつその人と話を続けた。色々と話をしていくうちに、どうやらその人が仕事を通じて自分自身に自信を見出し、その自信が表情・心情に反映されたようだ、という事がわかった。

 

今まで周りがどんなに褒めてもそれを素直に受け止められなかったその人が

仕事を通じて自分の中から自信が湧き出てきた時、その「自分から自分への称賛」は認められたんだなぁと思うと同時に、

人間て人によって色々な所にきっかけがあるものなんだなぁと思った。

 

その人が明るい顔で笑っているのを見て、私も嬉しくて幸せな気持ちになった。

笑顔が周りも幸せにするって本当なんだなと思った。

 

と同時に、人の笑顔を見て「良かったなぁ」と思えるのは自分がある程度幸せだからなんだろうな、とも思った。

人の幸せを一緒に喜べる心を保つためにも、常にある程度幸せでいられるといいなぁと思った。

 

そしてよく考えてみると、私には素敵な旦那さんがいて、仲間がいて、友達がいて、大好きなアイドルや趣味がある時点で「ある程度の幸せ」は24時間365日クリアできているなと思った。

好きなものがたくさんあるってありがたくて幸せだな、と改めて思った。

 

という話です。

生田衣梨奈さん(モーニング娘。’17)を好きになったらこんないいことがありました!

TwitterのTLを見ていたら、楽しそうなお題に関するツイートが流れてきました。

お題「○○担になったらこんないいことがありました!」

こういうお題、絶対私の好きなやつー!!と思って読んでみたら、やっぱり興味深い記事ばかりでした!

せっかくなので私も書いてみたいなぁと思ったものの、「担」と言えるアイドルはまだいないなぁ、ハローでもいいのかなぁ…と思っていたらお題製作者の綴さんからこんな優しいお言葉を頂きました。

せっかくなのでお言葉に甘え、せっかくなので私の大好きな生田衣梨奈さんモーニング娘。’17)について書いてみようと思います。

 

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(撮影:わたくし@2016三井住友VISA太平洋マスターズ プロ・アマチャリティトーナメント)

そもそも生田衣梨奈(いくた えりな)さんをご存じない方もいらっしゃるかもしれないので簡単な生田さん紹介を。

生田さんはモーニング娘。’17(わんせぶん、と読みます)の9期メンバーで、サブリーダーをしています。今年の7月7日(七夕!)で20歳になる女の子です。

見た目はギリシャ彫刻かFINAL FANTASYに出てきそうな美形であり一人でカラオケはもちろんいちご狩りや築地にサーモンを食べに行くことだってできる行動派でありながら、大好きな新垣里沙先輩の前ではデレデレふにゃふにゃしてしまう、内面では色々考えているのに語彙力が追い付かなくて不思議な感じになってしまったりする可愛らしい一面もあります。公式ハッシュタグは「#えりぽんかわいい」。

特技はゴルフとアクロバット!!運動神経が良く、最近ではその身体能力を生かしたパフォーマンスで本人も自信をつけてきています!!

メンバーカラーはでしたが、今は大好きな新垣里沙先輩黄緑を引き継いでいます!!

 

では、ここから本編!

 生田衣梨奈さん(モーニング娘。’17)を好きになったらこんないいことがありました!

・ようやくいい物を素直に「いい」と言える自分になれた&3次元の女の子の素晴らしさに改めて気付けた

私が中高生の頃は今のようにアイドルが流行っている時代ではありませんでした。

ただ、漠然と「アイドル=顔が可愛いくてニコニコしてるだけの女の子が、下手な癖に歌って踊っているだけでチヤホヤされる」という、今思うと笑えるぐらい典型的なステレオタイプの思い込みをしていました。

そして顔が十人並みでオシャレに興味も持たないのでダサく、「笑顔で媚びを売るなんてサイテー。ほんとの私の事をわかってくれる人とだけわかりあえればいい」という清々しいほどの典型的自意識こじらせだった私はそんな女の子達が好きではありませんでした。本当は可愛くてニコニコできてかっこいい男の子たちと素敵な恋愛ができるであろう彼女達が羨ましかったけど、そうやって素直に言えませんでした*1

 

それに元々ゲームや漫画、小説が好きな私は「2次元女子こそ最高に可愛い。なぜなら理想の姿を好きなように描けるのだから」とも思っていたのです。

 

ですが。なんですが。3次元の彼女達を見ているうちに、(あれ…3次元もすごい可愛くない?時として余裕でビジュアル2次元超えてこない??ストーリー性においても「事実は小説より奇なり」とはよく言ったもんで、妄想を軽々と超えてこない???)という事に気がついちゃったんですよね…。2次元は2次元で今も好きなんですけどね。

 

そして自分の年齢が上がり、若く美しい女の子を見ても「同世代の比較対象」にはならなくなったことも、「いい物はいいなぁ」と素直に思えるようになった理由の一つだと思います。

そして結果的に「中高生の私ちゃん、単に自分より圧倒的に可愛い女の子が羨ましかったんだよね。わかるよ」と当時の私を認められるようになったのだと思います。この体験は、私自身を楽にしてくれました。

 

・フットワークがさらに軽くなった

私はもともと「いいなぁ」と思うものに対しては比較的フットワークが軽い方で、すぐにファンクラブに入りますし、すぐに告白しますし、すぐに話しかける方です。

ただ、今まで「遠征してコンサートに行く」というのはしたことがありませんでした。

学生時代は単純にお金がなかったのですが、社会人になってお金ができてからも、「遠征する事に抵抗なくお金をポンと出す気になる物」にはまだ出会ったことがありませんでした。

が、モーニング娘。を好きになって、「とにかく今すぐ彼女達を見たい」と思った時、東京近辺の会場はチケットが売り切れだと知った私は速攻で遠征を決意しました。とは言え河口湖山梨県)だったので関東圏の人間から見て大した遠征とは言えないかもしれませんが、それでも「ああ、私こんなにモーニング娘。の事が好きなんだな」と実感した一件ではありました。

 

そして生田衣梨奈さんのファンになってからは彼女の凱旋公演である福岡公演にも行くようになりました。昨年は御殿場でのプロアマゴルフツアー観戦にも行きました*2。「好きな物のために行動する」ことのハードルが、以前よりもさらに下がった気がしています。好きって偉大…!!

 

・30代になっても新しい事をバンバン覚えられることに気が付いた

よく「歳とるともう新しい曲覚えられないよね~」という話聞くじゃないですか。

私もそういうもんなんだろうな、と思っていました。実際「ものすごい好きな音楽活動家がいない時期」は新しい曲をほとんど覚えませんでした。

でも、モーニング娘。を好きになって、ものすごい速度でものすごい数のメロディー・歌詞・振りを覚えられている自分がいる事に気がつきました。この歳になってもこんなに覚えられるんだ、と自分でも驚きました。歳だから覚えられないんじゃない、強い興味を持たないから覚えられないんだ、と身をもって体験しました。

だからこそ、他の事にも「今からでもどんどんやってみよう!興味があれば今からでも全然習得できる!」と前より気軽に思えるようになった気がします。これは日常生活にも仕事にも反映されている、ありがたい部分だと思います。

 

 ・毎日がさらに楽しく幸せになった

元から毎日楽しく暮らしていた私なのですが、生田さんを好きになって毎日がますます楽しくなりました。

だって、生田衣梨奈さんと同じ時代を生きてるんですよ? それだけでもう毎日本当にハッピー♪♪♪

 

ハロプロメンバーはブログを持っていて、それがほぼ毎日のように更新されるんですよ。そしてブログにはほぼ毎回写真が載っている…これが2次元ヲタからすると本当にものすごい衝撃だったんですよねぇ。だってゲームの開発画面とか、毎日更新とかは無いから。毎日毎日新しいビジュアルが公式供給される…そんな天国ありなの…?と思いました。

仕事疲れたなぁ→帰りの電車でブログ更新来てる→生田さん最高に可愛い→最高に幸せ

ほぼ毎日これです。

 

そして私の好きな生田衣梨奈さんは先程書いたようにすごく行動派でポジティブな人なんですよ。だから生田さんの活動やブログやラジオを追いかけていると、「あ~、生田さんがこんなに頑張ってるんだから私も頑張らないとな~」って元気をもらいます。本当にありがたいことです。

 

生田さんを好きになって「こんな悪いことがあった」と言えるものは一つも無い気がします。いい事しかなかった。そう思うと感謝しかありませんね。

これからも感謝しかない気がします。これからも大好きでいさせてくれることにも感謝です。生田さん、毎日ありがとう!!!

 

今回は生田さんについて書かせてもらいましたが、いつか私が誰かの「担」を名乗れるようになったら、同じお題でまた書いてみたいです。おそらくその日は来ると思うのですが、それは誰なのか。自分でも楽しみです。

 

関連記事:

shinoeco.hatenablog.jp

専業家事・育児担当者と兼業外貨獲得担当者のカップルの話から考えたこと

うちは私も夫も正職員としてフルタイムで働いています。

私が普段話をするのは主に会社の人達なので、「仕事をしている人」です。

先日「専業家事・育児担当者」の女性(Aさん)と話をし、普段自分が話をしない分野の人と話した事で色々思う所があったので、そこで考えた事について書きます。

 

「専業主婦」と敢えて書かないのは、「主婦ってつまりどういうことだろう?」と考えた時に、「家事・育児を担当する人ってこと、かなぁ」と思ったからです(実際にはもっと色々ある訳ですが。マルチな能力を求められる非常に複雑な仕事ですよね)。

Aさんは現在家事・育児を行っており外貨獲得はしていないため「専業家事・育児担当者」と言えるのかなと思いました。

Aさんの旦那さん(Bさん)は現在会社員として稼働しているので「外貨獲得担当者」と言えるかなと思いました。

ただ、Aさんという「専業家事・育児担当者」がいるからと言って、それはAさんが「外貨獲得手段を得ていないから『専業』と言われている」だけで、別に「夫婦においてAさんだけが専任で家事・育児をする訳では無い。と言うか、それはおかしいだろう」と思うんですよね。Bさんも、家に帰れば「家事・育児担当者」という役割は発生するだろう、と。

という訳で、Bさんは「(家事・育児との)兼業外貨獲得担当者」と言えるのかなぁ、と思いました。家事代行を頼んでいない限り、「専業外貨獲得担当者」はいないのかなぁと。育児に関しては「代行者にまかせきること、夫婦のうち片方が専業すること」はありえないでしょうし。

 

私の友人は男性より女性の方が多いので、専業・兼業に関わらず今まで女性側の意見を聞くことが多かったです。

ご夫婦の関係性について聞くと「上手くいっている」と感じている人もいれば、「上手くいっていない」と感じている人もいます。「上手くいっていない」という人達に共通する事は何かなぁ、と考えてみたら「対等・平等な感じがしない」ということかなぁ、と思いました。

 

「不平等」については、兼業の方からは「①同じぐらい働いているのにどうして自分の方が家事の割合が多いのか」という話を聞くことが多いです。

専業の方からは「②旦那は仕事は休みの日は『休み』として過ごしているのに自分には『休み』が無い」「③家事・育児を『外貨労働』より低く見られている」「④家事・育児に対する『報酬』が無い」という話を聞く事が多いです。

 

①の「同じぐらい働いているのにどうして自分の方が家事の割合が多いのか」については私も謎だなと昔から思っていました。同じ働き方をしているなら家の中の事は半分こする、少なくとも多くやってもらった分にはそれに見合う感謝を述べるのがいいのではないかなぁと思っていました。

あと、女性の多くはそれまでの生活の中で「本来家事は女性がやるべきだ」という価値観を刷り込まれているので、「家事をする」のが「普通」の基準になっていて「家事をしない自分」に対して罪悪感を覚える率が、男性より高い気がしています(男性は逆に「やらないのが『普通』だからやったらむしろ『すごい』になる)。なので、「家事ができていない状態」だと、男性より女性の方が「相手に対する罪悪感を感じる率は高い」んじゃないかな~と。私はまさにそれです。

 

②の「旦那は仕事は休みの日は『休み』として過ごしているのに自分には『休み』が無い」については夫婦で話し合いが必要なのかなと思いました。

まずお子さんがいるご家庭については「育児」については誰かに預かってもらったりしない限り「完全休業日」は無いので「外貨獲得担当者」の休業日に育児の分担をどうするか、という事を話し合わないといけないのだろうな、と。

専業の育児担当者がいる場合、兼業者より専業者の方が手技に長けていたり子どもとの関係性が親密な可能性は高いと思います。ただ、「だからと言って全て専業者に任せる」というよりは「専業者から手技を学んだり」「日常的に触れ合っていない人だからこそできる子どもとの関わり方」や「専業担当者に依頼して、日頃から子どもと兼業者の間に溝ができないよう配慮してもらう。配慮してもらった事に関しては感謝を伝える」のがいいのではないかな、と思いました。もちろん「専業担当者は、日頃から子ども達に対して外貨獲得担当者がいることのありがたさを伝えること」も大切だろうな、と。

 

お子さんがいないお家でも、「家事」は生活する限り発生すると思います。そもそも「家事」には終わりがないので…

なので、「休業日の家事をどうするか」は「どのレベルでの達成度を目指すか」も含めてよくよく話し合う必要があるんだろうなぁと思いました。

(ちなみに我が家はおそらくレベルの設定が低く、適宜半分ずつ分担する、というスタイルです)

 

③の「家事・育児を『外貨労働』より低く見られている」のは残念なことだなぁと思います。なぜそういう現象がおこるのかなぁ、と考えてみると「家事・育児について詳しいことを知らない」からなのかなぁと思いました。「知らない国の人の事は『危ない奴らだと感じる』みたいなのと似ているのかな、と。知識・想像力の欠如による理解不足。

 

そして、「家事・育児はある程度ハイレベルの事が何も習わなくてもできるのが普通である」というものすごい誤解が割と一般的にまかり通っているんじゃないかしら、と思いました。

家事だって育児だって「生まれた時に身についているもの」ではなく、学習・訓練によって身につくものなので「何もしてこなかったなら『できない』のが普通。できているとしたらその人がどこかで努力したからなのだ」と思います。その「努力」の部分を「性差」という言葉でごまかそうとしている人も多いのかなぁ、と。

 

育児に関しては、実際に自分でやっていない人が「このぐらいの年の子にはこのぐらいの事を身につけさせられて普通だろう」みたいな言い方をする方も多いみたいなんですが、その基準を聞いてみると「いや、普通に考えてその年齢に対するハードルとしては高すぎるよ」という内容な事が多いです。つまり子どもの発達に対する知識が不足しているんだろうなぁと。

 

乳幼児の事を「泣かせるな」とか「散らかさせるな」と旦那さんから言われるという話も割と聞きます。「子どものために、そうさせない方がいい」と言うよりは「自分にとって都合が悪いからやめさせろ」という場合が多いようですが。

もし電車とかで誰かにそういう風に言わせた時「申し訳ないですが私は至らぬ人間なものでまだその能力を持っていないんです。ぜひ参考にしたいので暴言・暴力以外の方法で見本を見せていただけませんか」と言ったら、どんな風にしてみせてくれるものなんだろうな~とかよく思います。実際は言えないでしょうけど。すごい回答をくれる人っているのかな??

 

「子どもに一回言ってもなおらない、覚えない」と怒る人も多いらしいんですが、一回言ってなおる、覚えるならみんな東京大学に入ってオリンピックに出てるし、刑務所は無いんじゃないだろうか、と思います(そもそもどうして「親が言った事を全て実行しないといけないんだよ」という風にも思いますし)。大人でも「一回言ったらなおる、覚える」事が可能な人は人この世に1人もいないですし、非合理的なお願いだよな~と思います。

 

④の「家事・育児に対する『報酬』が無い」というのは昨年末の「逃げるは恥だが役に立つ」を見て色々考えたテーマの一つです。

この報酬というのは1つは「外貨」です。自分で外貨を得られないというのは私にとっては不安で仕方がないことなので、専業家事・育児担当者はすごいなぁと思います。

逆に、兼業外貨獲得担当者で専業家事・育児担当者の事を「気楽でいいなぁ」という人には「あなたは自分で外貨を得られないという状況に耐えられる心を持っているのですか」と聞いてみたい。もしかしたら外貨担当が病気や事故で働けなるかもしれない、「誰が稼いでると思ってるんだ」なんて心無い言葉を言ってくる日がくるかもしれない、という不安に立ち向かえるだけの心を、少なくとも私は持っていません。

 

もう1つの報酬は「ねぎらい」なんだと思います。むしろ、ほぼ100%であろう外貨が得られないタイプの家事・育児担当者にとって報酬は「ねぎらい」しか無いとも言えると思っています。ここが無かったら逃げ恥で言う所の「完全なる労働力の搾取」です。

そして外貨獲得担当者の家事・育児に対する理解が不足していると「高いレベルの事をやって『当然・普通』だと思われている。基準に達していない時は叱責の言葉をかけてくれるが、やった時に労いの声をかけてくれる事はほぼ皆無である」という事体が発生してしまう。

 

もちろんそれはそれで「もっと労いの言葉をかけてあげて!!」とは思っているのですが、AさんからBさんの話を聞いているうちにBさん、つまり外貨獲得担当者は外貨獲得担当者で大変なのかなぁとも思いました。

 

よく、「専業主婦は旦那から褒められなかったら誰からも認めてもらえないのに、旦那が褒めてくれないのはひどい」と聞きます。ひどいことだと思います。私も友達と一緒になって「ひどい旦那さんだ!!」とプリプリすることもあります。

 

ただ、割と多くの会社では、社員同士に褒め合ったり認め合う文化が浸透していないとも聞きます。もし外貨獲得担当者さんがそういう会社で働いているのだとしたら。

専業家事・育児担当者は「1/1の他者から褒められなくて、認められなくて、つらい」。

外貨獲得担当者は「たくさんの他者と触れ合っているにも関わらず、誰からも褒められなくて、認められなくて、つらい」。

どちらがつらいとは比べられない、どちらもつらい話だなぁと思いました。

お子さんと専業家事・育児担当者の関係が良好な場合、外貨獲得者からしたら「そこはそこで楽しそうでいいじゃん。こっちなんか一日のうちで誰も褒めてくれない…家に帰ってきても感謝されてる感じがしない…悲しい!!怒り!!」となってしまうこともあるかもしれないなぁ、と思いました。

「いい年した大人がそんな小さい子みたいな事思うの?」と言う人もいますが、人間いくつになっても「大切にされたい」という気持ちは変わらないのではないかな、と私は思っています。

お互い十分な承認欲求が得られず不機嫌・不満が溜まっているない場合、お互いに対して非合理的なお願いをしてしまうようになるのかなぁと。心が満たされている時だったら、そんな非合理な事をもし言ってしまったとしても(あ、自分今随分無理な、アホみたいな事言っちゃったな。大人げなかったな)と思いやすいんじゃないかなぁ、なんて思います。

 

なので、やっぱり結論としては「お互いがお互いの役割を果たしてくれている、果たそうとしてくれている事に感謝して、感謝を伝えあうといいんじゃないかなぁ」と思いました。上手くいっているご家庭というのは、この辺りが上手く機能しているご家庭が多い気がします。

 

家庭だけでなく、職場でも同じことができた方がいいんじゃないかな、と思っています。私が今の仕事を好きだと思う理由のうち、「互いを褒め合う・認め合う文化がある」という部分はかなりの%を占めると思います。

気持ちよく仕事ができた方が、結果会社としても業績が上がっていいと思うんだけどなぁ。

 

我が家が今のところ割と上手くいっている(と、少なくとも私は思っている)のも、毎日朝から晩まで「旦那さんが存在してくれている」時点で感謝を伝えまくっているせいかな、と自分では思っています。

shinoeco.hatenablog.jp

 

ちなみに、我が家は「性別による不平等感」を感じることが0とまでは言いませんが(多分まだ不平等さに気づいていない事も多いと思うので)割と少ない方だとは思いますし、気が付いたことについては「これってよく考えたらおかしいと思うから今度から〇〇にしたいなぁ」言うようにしています。

旦那さんは提案したことについて理不尽に反論してくることも無いですし、そもそも旦那さんは私に「女なんだから~」と何かを言った事がありません。

そのことに気が付いたので、旦那さんに「家事等について私に『女らしさ』を求めているのか」と尋ねたところ「え?別に(家事は)自分でできるし。『どっちかの性別じゃないとできないこと』なんて体の機能以外の部分で(例えば育児における授乳とか)あるの?(なんでそんな事聞くの?不思議だなぁ)」との返答でした。そういう風に考えていたのか、と思いましたし、そういう風に考えてくれるところも旦那さんの好きなところだな、と思いました。

 

目新しい話では無いのですが、自分の言葉として書いてみたかったので書きました。

すっきりしました。ありがとうございました。

「うつヌケ」体験者からうつ未経験の方(特にこれから社会人になる方)へ

 twitterで見かけて気になっていた本を買いました。

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 

「うつトンネルを抜けた人たち」=「うつヌケ」した方々のことを描いた漫画です。作者である田中さんもその一人。

 

作中に①「うつの原因は『自分をキライになること』『自己嫌悪』」とありました。

そして②「どうしたらいいか」というと「自分を好きになる・認めること」とありました。

目新しい話ではないのかもしれないですが、改めて「ほんとにそうだなぁ」と思いました。

 

どうしてそんなに心にしっくりきたのかと考えると、多分私にも「うつヌケ」の体験があるからです。

なぜ「多分」なのかと言うと、今までその時のことについて自分では「うつ」だと思っていなかったので病院に行って診断を受けた事はないのです。

でも、今回漫画を読んでみて「ああ、多分あれは行くところにいけば『うつ』と診断されてもおかしくないものだったんだろうなぁ」と感じました(と言うか、お医者さんは体の不調を訴えて受診してきた人にはとりあえずうつかどうかを(自覚ども含めて)判断するしつもんをしてみてくれたら嬉しいなぁ!と思いました)。

 

私はおそらく基本的には楽天的であり、家族や友人には恵まれているタイプの人間です。

そういう私でもこういう事があった、というのを参考に読んでいただければ幸いです。

 

1.就職前

就職前に、インターンをしていた時期がありました。すごくやりたかった仕事でしたし、インターンができること自体嬉しくもありました。

ただ、やはり理想と現実は違いました。私の場合、会社や仕事内容が「思っていたのと違った」のではなく、「自分自身が思い描いていた『私はこの業界に行ったらこんな風にいい仕事ができるだろう』という姿と、実際の自分自身の姿に大きく差があった」のです。

今思えばどんだけ自分に自信があったんだよとも思いますが、そこは若者らしい自意識過剰さと言いますか。自分に期待していた分、その理想とのギャップに1人で勝手に苦しんでいました。

また、よくある話なんですが周りのインターン仲間が自分よりとても優秀に見えまして…(今、客観的に振り返っても彼らは自分よりとても優秀ですが)。彼らに比べて自分の能力が色々な面で劣っていることに自己嫌悪をしていました。「私は彼らよりできないことは多いけど、それはそれで今の自分として受け止めよう」と思えればよかったんですけどね。そうは思えなかったんですよね。

 

そんなある日、インターン生達で関連部署の見学に行くことがありました。その部署自体もとても興味がありましたし、そこの方のお話もすごく興味深かったんですが、帰り道で涙が急に止まらなくなってしまったんですよね。バスの窓側の席に1人で座っていたのですが、自分でもどうしていいかわからなくてとりあえず窓の方を見ながら静かに涙を流し続けました。

ちょうどその頃はインターン期間の中でも私にとっては苦手な課題が多い時期で、皆との差をいつも以上に痛感しない訳にはいかない時期でした。且つ指導員的な立場の人からは「しのざきさん、頑張ってね」と言われることも多く、その笑顔ではあるけれども(他の子は普通にこなせてるんだからあんたももっと頑張りなさいよ)というニュアンスの込められたその言葉にも私はプレッシャーを感じていたのです(これに関しては今でも、被害妄想ではなくそのニュアンスが強く込められていたと思う。指導員さんは若くて生真面目なタイプの女性だった)。

そういう色々な要素が重なって、冒頭の文章でいう所の「自分をキライになる」機会がかなり多くなっていたのだと思います。そしてその事で心がだいぶ弱っていたのに、その事に私が自覚をしないから体が涙という方法で教えてくれようとしたのだろうなぁと。結局その時は気付けなかった、というか「こんなので辛いと思っちゃいけない」と思ってしまったのですけど。

このインターンはなんとか自分をだましだまし続け、終了しました。

 

そして↑のインターンが終わった後、割と間をあけずにまた別の所でインターンをすることがありました。正直一つ目のインターンでの鬱々とした気持ちを引きずっていたので人生で1,2を争う程陰鬱とした雰囲気でインターン生活を送ってしまいました…。当時お世話になった方々には今でも本当に申し訳ないと思っています…。

 

この時期をどうやって乗り越えたかというと、正直上手く折り合って乗り越えたというよりは、先ほども書いたようにだましだまし無理矢理続けた…という感じでした。「この仕事に就きたい。そのためにはこのルートを行くしかないんだ」という気持ちだけで無理やり続けた感じです。なので、結局それが就職後にも尾を引くことになっていきます。

 

2.就職後①

その後希望していた業種の仕事に就くことができ、私は一人暮らしをはじめました。

一人暮らしは寂しいものかしら、と思っていましたが仕事自体が割と人と話す事が多かったおかげか、そこは特に寂しさを感じませんでした。

ただ、私の職場には「新人を育成する体制」が整っておらず「仕事の弱音を吐ける同期」もいませんでした。「もう社会人だぞ!生ぬるい事を言うな!」と思う方もいらっしゃるでしょうが、当時の私にとっては二つとも必要な物でした。

同じ会社に同期はいるにはいたのですが部署が違ったので会う事も少なく、また仕事経験もやる気も高い方々だったので「一緒に愚痴を言い合う」みたいな雰囲気にはなりにくかったんですよね。

そして「説明してもらおうなんて思うな。背中から感じろ!」という風習が色濃い業界なもので、「教えて下さい」と言うのも憚られてしまって「教えて下さい」も「助けて下さい」も言えませんでした。今思えば「すいません本当に何もかもがわからないので言葉でも教えて下さい」と頭を下げればよかったのかなと思うのですが、社会人1年目の私にそれはできませんでした。「役に立たない新人だと思われちゃいけない」、そういう思いで必死でした。

 

そんな職場で、それでもその仕事に就けたことは嬉しくて。「いい仕事がしたいな」という気持ちは一応あって。普通に雑談ができる人はいたんですが、「この程度で辛いって言っちゃいけないんだろうな」と本当に弱音を吐くことができる人はいなくて。

 

ある日いきなり高熱が出ました。

その日は大きなプロジェクトの実行日で、「こんな大切な日に体調不良とか言えない…」と思い、何とか会場までは行きました。ですが、着いた途端、どうにも不調をこらえられなくなりおでこを触ると、触っただけでもわかるぐらい高熱が出ていました。

その状態では帰宅するより仕方がないということで会場から一人でふらふらになりながらなんとか家に帰りました。その後も謎の高熱は続き1週間休みました。

 

自分では何が原因か全くわかりませんでした。心の不調とは全く思いもしませんでした。ただただ、仕事を休んでしまい皆さんに申し訳ないと思いました。大した仕事はできませんでしたが、休むと迷惑にはなるだろうと思っていたのでした。

 

 その後復帰して、さぁ今度は頑張るぞー!と思っていたのですが、その後も咳は止まりませんでした。病院の先生に「肺炎になりかかっているし、一人暮らしなら入院して集中的に治療するっていう手もあるよ」と言われました。その言葉を聞いて、「今入院したら職場に迷惑がかかることはわかる。でも、正直今ものすごく入院したい。入院したいと思っている自分がいる」と思いました。そして入院をすることにしました。

4人部屋でした。点滴を打ってもらい、持って行った本を読んだりもしましたが、自分でも驚くぐらいたくさん眠りました。食事の時間以外はほとんど寝ていました。

同部屋は50代と60代と70代の女性でした。それぞれ入院が初めてではなく、重い病気の方もいました。でも、皆さん明るくて優しかった。

実家から父も見舞いに来てくれました。いつもならこういう時は母が来そうなものですが、ただのちょっとした体調悪化ぐらいに思われていたので当時忙しかった母は珍しく病院に来ませんでした。今思うと、もしあの時母が病院に来ていたら何か変わっていたかもしれません。でも、今までの全てがあったからこそ今があるのだと思えば、あの時偶然母が病院に来なかったというのは、良かったんだと思います。

ゆっくりと安静な時間を過ごす事で咳もおさまり、体調は順調に回復し、私は退院しました。そして、病院を一歩出た途端、浮遊めまいがはじまったのです。

 

これにはものすごくびっくりしました。あれ、どうしたんだろう。病院にいる間はこんなこと一度もなかったのに。今思えば心に対するケアを何もしていなかったのですから「まだ会社に行きたくないよー!!本来の傷は何も回復してないよーー!!!!」という心の叫びだったのでしょうね。でも、当時は全く気付いていなかった。

 

めまいは1日中続くものではなく、たまに発生してはおさまり、という感じでした。なので、「こんなに休んでしまったのにまためまいが始まったと言う訳にもいかないし、1日中めまいが続いている訳ではないんだからなんとかなるだろう」と思い、私は仕事に戻りました。めまいに関して色々な診察を受けましたが、原因はわかりませんでした。そして1週間もするかしないかといううちに仕事中に立ちくらみがして涙が止まらなくなってしまいました。すぐに家に帰らされ、当面休ませてもらうことになりました。

いよいよ私は「これは一度実家に帰ってじっくり休ませてもらった方がいいな」と思い、実家に帰りました。

 

当時の事はあまり覚えていないのですが、実家では一日ごろごろ、ぐだぐだと過ごさせてもらったのだと思います。そんな過ごし方をする娘に両親は何も言いませんでした。非難めいた言葉を受けたことは一度もなかった。私の両親は昔から私の事を愛してくれていました。

今思うと、その「無条件の肯定感」が家にいる間に充電されたのかなぁと思います。少しずつ、溜まっていったのだろうなぁと。

そしてある日、親友とごはんを食べる機会がありました。親友も、私がそんな状態になったからと言って何かを言ってくる子ではありません。私はその日もめまいが続いており、ごはんを食べながらもなんとなくの浮遊感はありました。

そして、それは突然やってきました。ごはんを食べながらふと、(うん、でもまぁとりあえず今のままの私でなんとかやっていくしかないんだろうな)と思った瞬間、ウソみたいにめまいが消えたのです。それは本当に魔法のようでした。そしてその時ようやく、私はこれまでの体調不良やめまいが心因性のものだったんだ、ということに気が付いたのです。いや、正確に言うと(もしかして心因性のものだったのかな)ぐらいに思えたのです。今思えば完全に心因性です。

 

その後仕事に戻ってからは、上手くいかない事があっても(まぁ、でも今の自分はこうなんだしな)と思う事ができるようになり、再度体調が悪くなることは無くなりました。一連の体調不良の事を話せる、そしてそれを受け止めてくれる先輩に出会えたことも回復が継続する支えになったと思います。

 

 3.就職後②

それから数年感は特に心身のバランスを崩す事もなく仕事ができました。支え合って仕事をしていける仲間が増えた、自分の仕事に少しずつ自信を持てるようになってきた、というのがあったからだと思います。

 

そして数年後、私は今までとは違うグループで仕事をすることになりました。

そこのリーダーは仕事ができることで有能な人でした。実際個人の仕事力は高い方だと今でも思っています。

ただ、「個人としての仕事力が高いこと」と「リーダーとしての能力が高いこと」は必ずしも一致する訳ではありません。そしてその方は「人の好き嫌いがはっきりと態度に出るタイプ」「仕事を人に任せるのが苦手なタイプの人」でした。

グループの中でもその人の「好きな人」と「好きではない人」ははっきりとわかりました。また、「好きではないのだろうけど立場的にいい顔をしておいた方がいい人」というような区分もあるんだろうなぁ、というのがわかる人でした。

私はその人の中で、10段階でいう所の「3.5:元々好きでもないし、こいつに優しくすることが出世にいい影響を与えるということもないだろうから適当に扱っておけばいいだろう」ぐらいの扱いを受けているなぁ、と感じていました。

同じグループの中に9ぐらいの扱いを受けている人もいたのでその事自体も寂しかったのですが何よりも辛かったのは、リーダーが一生懸命仕事をしようと頑張っている人の事を馬鹿にして「2」ぐらいの扱いをしているのを見ることでした。確かに少し空回ってしまうところもある人だったけど仕事に対する熱意は人一倍あったしいい部分もたくさんある人だったのに(現に前のグループではそういう扱いを受けていました)、リーダーがそういう部分を見ようとせずに陰でその人の悪口を言っているのを見るのが嫌でした。「2」の人はリーダーからそんな扱いを受け続けたので、次第にやる気を失っていきました。

また、そのリーダーは「何でも自分でやってしまった」ので、ありがたい部分もあったのですが、私も元々大切に扱われていない組ではあったので「結局何にも任せてもらえない…信用されていないんだろうなぁ」というスパイラルにどんどん陥ってしまい、「仕事、面白くないな。行きたくないな」と思う日が増えました。それまでの数年間で先輩から大切にされたり、仕事でそれなりに大切な仕事を任せてもらえる経験もしていたので余計につらかったのだと思います。

 

そしてその日も突然やって来ました。

 

就業時間近くになった頃、「お腹が痛い」と思って職場でトイレに行きました。私は普段からお腹が弱くてしょっちゅうトイレに行きたくなるのでいつものやつだろうと思っていました。

しかし時間が経っても経っても腹痛は一向におさまらない。これはまずそうだ、と思い何とかトイレから出られるタイミングを見計らって、その日は家に帰らせてもらいました。

なんとか家にたどり着き、トイレに籠る…しかし籠ったところで何もならないので布団に戻る…しかしお腹が痛くてとりあえず再びトイレに籠る…しかし籠ってもどうにもならない…の繰り返しでした。普段だったら布団に戻れば眠気が来るのにその日は腹痛が酷すぎて全く眠れませんでした。

もう少し、もう少しだけ我慢してみよう。そう思って過ごしていましたが、結局10時間近く経って明け方になっても痛みが引かなかったのでやむを得ず救急車を呼びました。今思えば10時間も激痛が続いたなら遠慮なく救急車を呼んで良いのではないかと思えるのですが、当時は(腹痛程度で呼んでしまっていいのだろうか…)と思っていました。普段は図々しいくせに謎な所で弱気なのでした。

 

結局病院に運ばれましたが痛みの原因はわかりませんでした。何もしない訳にもと思ったのか、点滴を打ってくれました。なぜだかよくはわかりませんでしたが、とりあえず歩けるぐらいには元気になり、タクシーで家に帰りました。

 

以前の体験があった私は、「周りから見たら『そんなことで!?』と思われるかもしれないけど多分、今回の腹痛はリーダーと一緒に過ごしていることで引き起こされたものだ。今の私は、あの人と一緒に仕事ができるだけの力を持ってはいないのだ」と気付くことができました。

そして、私を気にかけてくれている上司に「無理なら仕事なのでしかたないのですが、もし可能なのであれば異動の機会の時に、私をあのリーダーとは別の配置にしてほしいです」とお願いしました。ちょうど別の部署で私の持っている技能を募集しているところがあり、私はほどなくして異動することができたのでした。

異動先では部下を大切にしてくれるリーダーの元で働くことができ、また技能を生かした仕事を与えてもらって皆から感謝してもらえることも増えたのでまた毎日楽しく働けるようになりました。

 

当時はもう今の旦那さんとつきあっていたのですが、異動して少ししてから「元気になってよかったね。去年(胃痛時代)は辛そうだったもんね。それまで仕事行くの楽しそうだったのにすごい暗い顔してたもん」と言われました。

「えっ!!気付いてたんなら教えてよ!!!!」と思いましたが(笑)、旦那さんにもわかるぐらいどんよりしていたんだなぁと思いました。

 

自分の傾向

私は、自分が「こんなことを辛いと思っちゃいけない。もっと辛い人はたくさんいる。こんなのも辛く感じるなんて情けない」と思って我慢して我慢して、限界まで来ると「体の激痛=もう無理だよ!!というサイン」で気づかされるタイプなんだ、ということが今までの経験からわかっています。

なので、今では「まぁ周りからは情けないと思われるかもしれないけどさ、今の自分にはそれが辛いんだからしょうがないじゃん。辛いもんは辛いよ~」と受け止めるように心がけています。

その上で、「辛い、からどうしようかな~。逃げるのは最終手段にしたいからな~。辛い『けど』今の自分でどうにかできたら嬉しいよな~。何か人や物の助けを借りられないかな~、何があるかな~」みたいに考えるようにしています。

案外「困ってます~ 誰かちょっと助けてくれませんか~」と言うと世の中の人は親切に手伝ってくれるものだということも知っています。そして自分が少しだけ余裕のある時は「その分だれかにお返ししたいな」と思ってお手伝いをしています。

 

職場では

今のところ楽しく働けていますし、私もいい年なのでなるべく新人さんに気を配ってあげたいなと思っています。

これから社会人一年目になる方には「先輩達は自分達の1年目の時を振り返ると1年目がどのぐらいのものかはわかっているから、そんなに頑張りすぎなくて大丈夫だよ」と言ってあげたいです。

これは別に「お前になんて期待してねぇぞ」って事じゃなくて。「こんな事もできなかったら先輩たちにがっかりされるんじゃないか…」と思う事も多いと思うのですが、新人さんはできない方が普通ぐらいだと思います。むしろ一回で全てができてしまったら先輩の立場がない(笑)。

 

あと、職場のメンバーは自分にとって働きやすい人がたくさん集まってくれるに越したことはありませんが、現実的には誰と一緒に働くことになるかはわかりません。そういう「自分でコントロールできない部分」はどうしようもないですが、「一緒になった人達と働きやすい環境を作っていくこと」は自分でできる部分だよなぁ、と最近は考えています。

私は安室奈美恵さんの「Chase the Chance」の中にある「つまらなければおかしくすればいい」という歌詞が昔から好きです。「誰かがおかしくしてくれるのを待つ」んじゃなくて、自分で動いて「おかしくしたいなぁ」、と思うのです。

 

職場以外

ありがたいことに今は家に帰ると旦那さんがいてくれ、旦那さんが「この人は私のことが大好きなんだなぁ」と思わせてくれる人なので、そのことがとても心の安寧につながっていると思います。

 

何かで「自分で能動的にやるタイプの趣味と与えてもらうタイプの趣味があるといい」と読んだのですが、私にとって能動的な趣味というのはこのブログだったりTwitter同人活動等が当たると思います。

また、ハロプロやゲーム、最近だとNEWSさんもそうですが「与えてもらう趣味」にもいつも元気をもらっています。仕事で「疲れたな~」と思う日があっても、帰りに生田衣梨奈さんのブログを読むだけで即ハッピーでニコニコになれます。アイドルさん達ありがとう!!!!

 

仕事とは全く関係ない人間関係の場所が何個かあると、楽になれるのかな~と思います。「今はこの気分だからこの人と会いたーい!」と思える友人がたくさんいるのも、ありがたいです。

 

 おわりに

これはうつに限ったことではないのですが、人間は「うつになる人」と「ならない人」みたいにわかれているんじゃなくて、敢えて言うなら「既にうつになったことがある人」と「まだなったことが無い人」に分かれているだけなんじゃないのかな、と思っています。「全ての人がうつになる可能性がある」のだと、私は思っています。

なので、まだなったことのない人も「私は大丈夫!」とは思わずに自分の事を大切にしてほしいですし、もしなったとしても「あ、これが例のうつってヤツか…」みたいな感じで、慌てずにせっかくの機会なのでちょっとゆっくりご自分の気持ちを味わってみてほしいなぁと思います。

 

長くなってしまいましたが、色々と考えるきっかけを下さった田中圭一さんと作中の皆さんに感謝しつつ、今回はおしまいとさせていただきたいと思います。

自分の気持ちを振り返ったり整理することができて、とても楽しかったです。

NEWS初心者のハロヲタがNEWS出演番組を見てみました

 こんにちは。10日ほど前に人生で初めてNEWSのCDを購入したしのざきです。

shinoeco.hatenablog.jp

基本的には

生田衣梨奈さんモーニング娘。'17)のファン

・ジャニーズは世間並にしか知らない

な私がその後どのような経過を辿っているのか、現況報告をしておこうと思います。

 

Mステを見た

新曲発売時期で歌番組に出演するということだったので、せっかくだったので録画して見てみることにしました。感想としては

増田さんタモリさんへの強引にグイグイ行く感じがいい(笑) 声がいいなぁ~!!

小山さん:目線の物悲しい感じがいい 足長いなぁ!!!

加藤さん:超張り切って歌ってる&基本に忠実な振りが何度見ても一生懸命すぎて笑ってしまう…(好きなんですよ)

手越さん:声でけぇーーー!!!!!! ハモりなのにものすごい存在感ーーーーー!!!!ごめん笑っちゃったよーーーーー!!!!!!

全体的にはこの人達なんでこんなに一生懸命なのかな!?と思いました。

ベリキューより早い2003年から活動していて今年でグループ結成14年(余談ですが、私にはNEWSさん達よりベリキューさんの方がお姉さんに感じる…と言うか、NEWSさん達がすごい幼い男の子みたいに感じるんですよね… 男女差でしょうか…1ケタから芸能をやっていたからこその彼女達の落ち着きなのでしょうか…)。天下のジャニーズ事務所所属。極端に言えば「そこまで頑張らなくてもいい」とも言えるポジションではないかと思うのです。

なのに、まるでデビューシングルかのような張り切りぶり。それがちょっとこの曲(余裕のある大人の男女の駆け引き的な雰囲気の歌)には勢い余っちゃってるんじゃないの感もあると言えばあるのですが、私はむしろ好感を持ちました。

 

ザ少年倶楽部プレミアムを見た

少年倶楽部という名前はTLで聞いたことがあったのですが、何の番組かは全く知りませんでした。ジャニーズの番組にゲストぐらいの感じなのかしら?と思っていたらNEWSメインのがっつり1時間番組らしいと知って、それは是非見てみようと思い録画しました。

今回はキスマイの皆さんがゲストで、二組で色々トークをしていました。ちなみに私はキスマイについての知識はほぼ皆無で「玉森裕太さんという人は私好みの顔である」「宮田さんはなんか見た事ある」「舞祭組はキスマイのメンバーだったのか」「キスマイBUSAIKU!? は夜にテレビを付けた時にやっていれば見る」ぐらいの感じです。

と言う、NEWSにもキスマイにも全く詳しくない私が見たのですがまぁ、何と言うか非常に面白かったですね。いやー、驚きました。こんなに楽しめる自分に

何が面白かったのかを自分なりに考えてみると

小山さん:足が長すぎて面白かった。しっかり司会ができるところが感心した。

増田さん:発言が面白かった。頭の回転が速い人なのかなぁと思った。歌の場面だけしか知らなかったので意外な一面を知れた感じだった。

手越さん:増田さんとは種類は違うけど発言やノリが面白かった。意外と褒められると照れてしまうタイプなんだなというのを知って可愛かった。周りに話を振れるのもすごい。

加藤さん:真面目か!!!とつっこみたくなるぐらい真面目な人なんだろうなぁ、と改めて感じて面白かった。そしてNEWSの皆さんは加藤さんのそういう性質をわかった上で加藤さんにも話を振ったりいい場面で真面目さを利用しているんだなぁと思った。

…という感じで、思っていたよりも全体的にNEWSさんのトーク力、グループで話を展開できる力が高かったことに驚いた感じでした。普通にトーク番組として面白かった…。

キスマイに関しても、特に後列組、いわゆる舞祭組の皆さんのトークが面白くて、ファンの方が多いのもわかるなぁと思いました。

そして私は関係性萌え属性の強いタイプなので、こういうみんなでわちゃわちゃおしゃべり方式のコーナーがてすごく好きなんだろうなぁと思いました…

 

手越画伯のTシャツ、可愛かったので番組グッズとしてプレゼントとか無いんですかねぇ。転売とかですごい値段が着いちゃうからだめなのかな!?

 

あと歌のコーナー。EMMAのフルコーラスも楽しみだったんですが、Snow Danceが映像付きで見れるというのがすごく楽しみでした。

実際見てみたら私の中で想像していた女の人の雰囲気&女の人のダンスとは違ったなぁというのが感想でしたが(もっと儚い感じの女性・衣裳をイメージしていた)、EMMAとリンクさせる演出だったのは面白いなぁと思いました。
何よりカップリング曲の一回の歌番組のためだけにあんなに予算使えるっていいなぁ、豊かな資産があるジャニーズって素敵だなぁと思いました。。。

 

ニューニューニューを見た

これまたどんな番組なのか全く謎だったのですが、とりあえず4人が出るということで見てみました。

一番の感想は「いとうあさこさんて有能だな」ということだったのですが、NEWSの4人ももちろん面白かったです。

加藤さん:可愛かった。解説っぽい台詞が似合うと思った。可愛い。最近の冷凍食品美味しいですよね。

手越さん:「あれは妹だよ」ってド定番すぎて笑った。あなた絶対可愛い見た目の女子が好きだでしょと全国がつっこんだと思う。手越さんのお芝居もっと見てみたいなぁ。可愛い。

増田さん:髪の毛が派手な警察官(笑)。温泉旅館が似合うなぁ~。可愛い。最近はバイキング、元を取れる程食べられないんだよなぁ…

小山さん:保育士さん似合う。おネェ似合う。足長い。可愛い。DIY似合う。男性がざっくりとしたエプロンしてるのっていいですよね…

 

…という感じです。

全体を通じて、NEWSさんて普通に番組持たせてもらっても何の心配もいらないぐらいのトーク力があるんだなぁ、すごいなぁ、と思いました。

一般的に男性集団より女性集団の方がおしゃべりが好きな割合は高いのかなぁと思いますが、私が「面白い」と感じるのは「男性集団のおしゃべり」の事の方が多いんですよね。深夜の芸人さんのラジオとか…「バカだな~!!!」っていう雰囲気が好きなんですよね。*1自分にはそういう雰囲気が無いから憧れているのかな~

 

私はハロプロがすごく好きなんですが、多分単純にトークを楽しむという意味では私にとってはジャニーズのトークの方が圧倒的に楽しいだろうなと思いました。

私ものさしだとトークの面白さと年齢は比例すると感じているのですが(だから割と30代以上の女性集団の話なんかは好きなんです)、ハロプロは女子アイドル故ジャニーズさんと比べると圧倒的に平均年齢も低いので…!!!そして私はトーク内容に関しては元々男子のアホみたいなネタの方が好きなのでここは致し方なし……!!

ただ、お断りしておきますと私はハロプロ女子達のまったりトークもそれはそれで楽しんでおりますので…!!!!

 

…そんな感じでした。

今後もNEWSさんの出る番組は見てみようかな~と思っています。

あとやっぱり私は同じ人物でもテレビよりラジオの方が少なく見積もって3倍は面白いと感じる人なので、ラジオを聴こうかなぁと思っているんですが…

まぁどう考えてもラジオを聴きだしたら沼への大きな一歩だよなとわかっているので少し悩んでいる部分もあるのですが…

まぁ、割と近いうちに聞きだすんだろうな、というのは自分でもわかっています、はい。

*1:だからある意味モーニング娘。'17の牧野真莉愛ちゃんのソロラジオ番組、「まりあん♥LOVEりんですっ♥」はすごく好きです…最高にアホだから…

生田衣梨奈さんのブログに対する勝手なる私信:2

ameblo.jp

どうも♡えりぽんです( ̄▽ ̄)
 
最近はいろんなお仕事させてもらってます♡
 
ありがたい♡
なんかたくさんの方にお世話になってる!!

いろんなお仕事かぁ。いろんなことをしてるえりぽんを見るのがとっても幸せだから、本当にありがたいなぁ。お仕事下さる方々、ありがとうございます!

そして自分の仕事をするために「たくさんの方にお世話になってる」と思える生田さん、素敵だなぁ。

 

この前の練習はアクロバットじゃないよ笑
まぁそのうちわかるよ笑笑
 
楽しみにしといて( ̄ー ̄)ニヤッ
 
たぶんみんなビックリやけん笑笑

えー、なんだろう!?!?楽しみだなぁ!!

(ふふ、この情報解禁になったらみんな驚くだろなぁ…!)とニヤニヤしてる生田さんを想像するだけで最高に可愛いぜ!!!

 

あとはね嬉しい事があると♡
そのためにまた練習するとよ笑笑
 
なんでもこのお仕事を続けていくためには
練習の日々やけんね笑

嬉しい事ってなんだろう♡ 楽しみだなぁ!

何か「練習しないといけないようなこと」なんだけど、それがえりぽんにとっては嬉しいんだ…なんだろう!?!? でもとにかく楽しみだな(^^

アイドルのお仕事って、見えている部分は華やかだけど、やっぱり練習の日々なんだね。それを見せないだけなんだね。すごいなぁ。

 

てか仕事でもそーやん!?
最初から出来とる人なんてほぼおらんとよ!笑

いやあの、「最初から出来とる人なんてほぼおらんと」は全面同意なんだけど、仕事「でも」っていう表現が気になってしまうんだよな…直前まで仕事の話してたじゃん!?て言うか仕事の話しかしてないじゃん!?

仕事の話の前に他の話題してて、そこで出てきた内容が仕事にも共通するのなら「仕事『でも』そーやん!?」っていう表現になるのわかるんだけど、仕事の話しかしてなかったのに唐突に「仕事『でも』」と言われても「えっ!?何との同列を示唆してるんだ!?」ってなるんだけど!!?? まぁでもそういうのも生田さんぽいかな!?

 

練習してそれが良く出るか悪く出るかわからんけど
やる事に意味があるし積み重ねたら
絶対良いことはかえってくる……

そういう気持ちで普段お仕事してるのかぁ。そうやって信じて普段お仕事してるのかぁ…と思うと、すごいなぁ、偉いなぁ、と思う。

生田さんより年上でもそんな風に考えていない人もたくさんいるものなぁ。

 

出来ないからその時は怒られたり
相手にされなかったり。。。
 
でもさ出来るようになった時に怒ったり
相手にしなかった人意外にもたくさんの人が
その人の事を褒めてくれると思うっちゃん!!
 
やけんがんばるよねぇ~( ̄▽ ̄)

出来なくて「相手にされない」のって、誰から相手にされないってことなんだろう。ファンから見てもらえないってことかなぁとも思ったんだけど、「怒られたり」と並列で書いてるってことは先生に、ってことかなぁ。「歌割りがもらえない」って事も、ある意味「相手にされない」ってことになるのかなぁ。

 

そして 相手にしてくれなかった人を恨んだり嫌いになったりするんじゃなくて、「できるようになったら以前怒ったり相手にしてくれなかった人だけじゃなく、他にもたくさんの人が衣梨奈の事を褒めてくれると思うから頑張れる」って、本当にすごい事だと思う。そんな風に考えられる生田さんが本当にすごい。あんなにすぐ泣いていた子が、どうしてこんなに逞しい精神にたどりついたんだろう? すごいなぁ。見習いたいなぁ。励まされるなぁ。

 

最近前よりウインク出来るようになった笑
 
はい。前よりです笑
※なので完璧じゃないです笑

その成果の成果のウインク写真なのかな?(ブログ本文には冒頭にウインクえりぽんの写真がありました)

前よりウインクできてるえりぽんも可愛いし前よりウインクできるようになったって喜んでるえりぽんも可愛いし完璧にはウインクできないえりぽんも可愛いしつまりはえりぽん可愛いです。

 

明日も早いです(ᐥᐜᐥ)
(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァ
 
たのしみぃーーーーーヽ(´ー`)ノ
 
怖いけどとりあえずできる事をやりにいく笑
がんばりゅー♡
 
ここ数日の練習の成果を。。。


ゴールへ向かって。。。
 

 テンション高めからの「怖いけど」ってちょっと弱気な可愛い所を見せておいてすかさず「がんばりゅー♡」になだれ込みつつ「ここ数日の練習の成果を。。。 ゴールへ向かって…。。。」と突如真面目な感じで締めるっていう実に生田さんらしい特盛幕の内弁当ジェットコースターなブログ…最高…

 

生田さんのブログって何の予告も無くこういうパワーの強い記事ががぶっこまれてくるところが(そもそもこの記事のタイトル、「人って。」だし…何その唐突感…!!!)好きです…好きです…

 

勝手なる私信シリーズ

shinoeco.hatenablog.jp

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