第1回 しのざきのSideMの中の人の推しが誰になるか検討する会
こんにちは、しのざきです。
いよいよTHE IDOLM@STER SideM 3rdLIVEの幕張初日ですね…!!超楽しみです!!ありがたい事にチケットがご用意されたので現地で見てきます!!!
ちなみに、私はまだSideMを好きになって間もないということもあり、推しが全く決まっていません。
SideMの場合、推しには
「キャラ」
「グループ」
「中の人」
の3つがあるかと思います。
3つないし2つが重複する方もいるでしょうけど、3つとも違うなんてことも十分あり得ると思うんですよね。そして私はこの全てが、まだ決まっていません。
中の人というか3次元の推しの人で言うと、765の平田宏美さんの時も、モーニング娘。の生田衣梨奈さんの時も、私の場合は「元から気になっていた人がだんだんと推しとして確定した」という訳では無く、ある日コンサートを見ていたら突然「あれ、もしかして私、あの人の事好きなんじゃ…」と気付いた、という「今までただのクラスメイトだったアイツ、どうして急に気になりだしたの??」パターンなんですよね。
なので、SideMの中の人に関してもそのうち自然に推しが決まるだろう~とは思っていて、そして全員が揃う幕張初日をもし生で見られたら、私は自分の推しに気が付くんじゃないかなぁなんて勝手に思っていたので、実際に現地で見られることになってとっても嬉しいです。
ご用意されなかったらもちろんライブビューイングで見るつもりではあったのですが、「こんなにたくさん人がいるのになぜか気が付いたら目で追っていた」時に推しを自覚するので、自分で見るものを選べる現地で見てみたかったんですよね…もちろん単純に生のライブが楽しみでしたし…
そんな訳で、きっと今日、誰を推すかという答えは出る気がするので、答えが出る前に「私が誰を推すようになるか」を自分自身で考えてみよう、というのが今回の趣旨です。前置きの時点で長くなった。申し訳ない。
ではでは、ユニット順に予想していこうと思います。
Jupiter
- 寺島拓篤さん(天ケ瀬 冬馬役):1stBDを見て、てらしーさんが歌はもちろんダンスが上手くて驚きました。隠し切れないセンターオーラがすごい。好きにならない理由が無くないですか???
- 神原大地さん(伊集院 北斗役):これまた1stBDを見て、神原さんの歌が思っていたのよりはるかにお上手で驚きました…。人柄の良さは周りのキャストの方々からの折り紙つきですし、絶対好きになるやつ…
- 松岡禎丞さん(御手洗翔太役):初めて見た時は御手洗翔太君という初めての大きな役をもらってどぎまぎしている新人声優さんだったのが、今や先輩の風格を漂わせる声優さんに成長し、感慨深いものがあります…そりゃ応援しますよね…
- 仲村宗悟さん(天童 輝役):しゅごんの事を好きじゃないSideM好きなんています!???センターオブセンター。陽のオーラがハンパない。熱い。情けの深さはんぱない。そりゃ幕張も抱かれるでしょ。わかるよ。
- 内田雄馬さん(桜庭 薫役):いつもは肉好きの色白ドゥフフフボーイですがライブの時の全身から気が漲ってる内田さん超かっこいいですよね。舞台の上の人ってすごいなぁ~!といつも感動する。メガネ投げてほしい。
- 八代拓さん(柏木 翼役):2ndのBD見て一番驚愕したのが八代さん。え、ちょま、お前、聞いて無いよ…普段の感じと全然ちゃうやん…ていうかそんなウィスパーな声出してたんです…???? その後CD音源や1stのBDも見ましたがやっぱり2ndの時みたいな声は出してなかったのでものすごい努力されたんだろうなぁ。沼がすぐそこにありそうで恐ろしい
Beit
- 梅原裕一郎さん(鷹城 恭二役):Viの暴力。面食いの私がイケメンを嫌いな訳がない。好きです。私は美しい人は程よい距離間で見たいタイプなので、幕張ぐらい距離があってむしろ助かった。
- 高塚智人さん(渡辺 みのり役):アイマス大好きみんなのたかぴ。絶対みんな好きでしょ? 私も好きです。花が咲いたのを見て感極まるたかぴを見て私も何度でも感極まってしまう。
- 堀江瞬さん(ピエール役):ホリエルを好きなのに理由なんてあります? 生まれてきてくれただけでありがたい存在ですからね。もうただただ「かわいい…」と緩んだ口元でふがふが言いながら呟くしかないですよ。
- 千葉翔也さん(秋山 隼人役):めちゃくちゃ可愛いチバショーさんなんて好きに決まってるでしょ。あふれでる青春感がハンパない…まぶしい…まぶしすぎるよ…
- 永塚拓馬さん(冬美 旬役):公務員から声優さんへ、というとはらみーを思い出しますね。その事が書かれたブログは読んでいて胸が熱くなります。1stの声の芝居の時に台本を見ていなかったのにも痺れました。ハロプロ好きなのも親近感が湧きます。
- 渡辺紘さん(榊 夏来役):夏来君の中の人が「ひろひろだよ~」と言い出すというそのギャップが面白い。何気に背がすごく大きいのも良きです…背が高いぬぼ~っとした男の人…好きだよ…
- 白井悠介さん(若里 春名役):2ndでバックダンサーをするしらいむを見て噴き出したと共にしらいむが大好きになった人も多いのではないでしょうか…私もそうです…。初めて見た時は「パンサーの尾形さんに似てるなぁ」と思いました。思いませんか。そうですか。
- 野上翔さん(伊瀬谷 四季役):のがみんの舞台上ではアゲアゲだけど実際はすごい真面目であがり症なところ好きです。私はオシャレというものに対する造詣が浅い人間なので、オシャレさんなところにも憧れます。
W
- 菊地勇成さん(蒼井 悠介役):運動神経がいいんだろうなぁ、というのがダンスを見ていると伝わってきます。なんとなく、油断しているとものすごい沼が待っていそうで警戒しています。
- 山谷祥生さん(蒼井 享介役):しゅっとしてる顔が好き…背があんまり大きくないのもいい~。菊地さんの先輩で、一生懸命なんだけどミスもしちゃったりして、そこから静かにメラメラ頑張ろうとするところとか、いいですよね…
S.E.M
- 伊東健人さん(硲 道夫役):問題・歌がべらぼうに上手い×だけどダンスが愉快×役に徹する×普段は可愛い=? 答え・好きです
- 中島ヨシキさん(山下 次郎役):絶対年齢詐欺~~~~!!!と思わせる落ち着きぶり。エロ色気がある。そしてプロ意識が高い。すごい。好き。
- 榎木淳弥さん(舞田 類役):なんだろう、伊東さんと中島さんが割と目立ちがちな気がするんだけど、でもやっぱり榎木さんが笑ってるのを見るのが好きだし何て言うか可愛らしい。好き。こういう好きになり方って危ない気がする。
彩
- 山下大輝さん(猫柳 キリオ役):芸達者でインテリ。まさにキリオ君。すごい。だいぶ・いんとぅ・にゅ~・わあるど!を生であのクオリティーで歌えるって本当にどうなってるのかわからない。すごい。
- 中田祐矢さん(清澄 九郎役):顔が綺麗。さすがイケメンパラダイス。端正すぎてたまにちゃんと食べてるのかなとか心配になる。セカライで喝彩の歌い出しを聞いて「えっ、CDよりめちゃくそ上手いじゃん」と驚いた。すごい。努力家。好き。
- バレッタ裕さん(華村 翔真役):エムステで喝彩の長尺ソロのとこ聞いて「歌が上手すぎる…」と驚愕したけど実際上手かった。セカライのアフターミーティングの映像めちゃくちゃかっこいいと思う。好き。
FRAME
- 熊谷健太郎さん(握野 英雄役):普通にすごくかっこよくないですか。私の好みなだけですか。舞台上でのヒーロー感が爽やかすぎてつらい。
- 濱健人さん(木村 龍役):うるせぇ~~~~!!!!(褒め言葉) 濱さんスマイルくらって生きていられる人いるんですか。いないでしょ。むりでしょ。全力すぎる感じが愛らしすぎるでしょ。
- 増元拓也さん(信玄 誠司役):初めて見た時ロバートの馬場ちゃんに似てるなって思ったよ。雰囲気かな。勇敢なるキミへの増元さんの歌い出しかっこよすぎない?あんなに安心感と包容力に包まれた歌い出しある????絶対好きじゃん。
神速一魂
- 益山武明さん(紅井 朱雀役):身体能力がめちゃくちゃ高い~~~!!!そして歌ってないところでも体全体でリズム取ってる感じがめっちゃいい~~~!!!顔がかっこいい~~~~!!!最高!!!
- 深町寿成さん(黒野 玄武役):すごく顔がいいのに中身がふわふわ。絶対好きになっちゃうやつじゃん…。いやーでも本当にお顔が綺麗。かっこいい。でも背は高くないところがいい。それがいい。
Cafe Parade
- 狩野翔さん(神谷 幸広役):まこらどんがいるからクローズアップされることが少ないですがしょりのさんも相当歌が上手いですよね???!?? やっぱりリーダーらしいなぁと思わせてくれる部分もあるのに「えっ、そこ!?」っていう所でしょりのトークをはさんでくるのがたまらないですね。
- 天﨑滉さん(東雲 荘一郎役):セカライアフターミーティングのあまたんめちゃんこ可愛くないっすか…あんなに可愛いのってずるいでしょ…。東雲さんと同じく、しっかりグループの地盤を固めて下さっているイメージがあるんだよなぁ~。
- 児玉卓也さん(卯月 巻緒役):コダマリアさんターンがめっちゃ綺麗~!!!軸がしかりしてるんだろうなぁ!!!巻緒君も心身ともに芯のしっかりした子だろうなぁと思っているので、その辺がリンクします。ホリエルの事を可愛いって言ってるけどあなたご自分も相当可愛い事わかってらっしゃいます? と言いたい。
- 小林大紀さん(水島 咲役):ラジオとかで「俺」と言っているのを聞くと一瞬「えっ!?」と思ってしまいます。そのぐらい咲ちゃんです。ありがとうございます。露骨な感じじゃなく、自然な可愛さを出せるってすごいなぁ…と思います。
- 古川慎さん(アスラン=BBⅡ世役):Vo値メーター振り切っちゃってますけど大丈夫ですかと言いたくなるぐらいVoがすごい。やばい。ご本人の人柄がめっちゃ良さそうなのも好感しかない。
Altessimo
- 土岐隼一さん(都筑 圭役):土岐さんて堺雅人に似てませんか。昔から言われてることですか。172センチとは思えないほどすらっと見える。ステージ上での佇まいの優雅さがすごい。声が優しすぎて空に還りそうになる。
- 永野由祐さん(神楽 麗役):永野さんが土岐さんをものすごく信頼してるのが画面越しにも伝わってきて、その永野さんの純真な心に胸を打たれる。麗さんのソロ曲がすごく好きなので、どこかでソロが聞けたら沼はもうそこにある気もする。
THE 虎牙道
- 寺島惇太さん(大河 タケル役):何て言うか、見た目通り可愛い…。ダンスを一生懸命頑張る感じも可愛い… 声優っぽくないっていうか、東京の葛飾区とか江戸川区辺りに住んでて夜に友達と飲み屋街ウロウロしてて月曜から夜更かしにインタビューされてそう感があっていい…
- 濱野大輝さん(円城寺 道流役):えっ、ていうか濱野さんて寺島さんより年下なの?学年は一緒だけど??え、うそだぁ…シブかっこよすぎるでしょ… 舞台上もかっこいいんですけど普段の濱野さんがすごいかっこよくて奥さまも美人さんなんだろうなぁとか勝手に思っています。
- 小松昌平さん(牙崎 漣役):キャラでは俺様なのに中の人はお姫様なの最高じゃないですか…?えっ二次創作?いえ、現実です。キレキレダンスを生で見るのがとても楽しみです。
もふもふえん
矢野奨吾さん(岡村 直央役):顔が整っている…そして体幹が強いっていうところもすごい惹かれる…直央君のソロもどこかで聞けたら嬉しいなぁ
古畑恵介さん(橘 志狼役):ふーくんめっちゃかわいいですよね??????一見リア充バリバリパリピだウェ~イな雰囲気が漂っているのに実際割と実直な部分も多いとか好きになる以外の選択肢が無いでしょ…近くでファンサもらったら卒倒すると思うので距離があって助かりました
村瀬歩さん(姫野 かのん役):元々全くダンスが得意では無いのにかのん君のために頑張ったって言う話が運動神経がぶちきれている私には刺さります…すごい…全然そんなの感じなかったよ… かのん君のソロ可愛すぎますよね。むちゃくちゃ聴いてます。
F-LAGS
三瓶由布子さん(秋月 涼役):4thライブで涼君の声優さんが三瓶さんだと発表された時、私はたまたまその会場にいました。声優さんに全く詳しくない私は三瓶さんの事を知らなかったけど、その後ゲームで出会った涼君はとても素敵な声をしていました。DazzlingWorldは今でも大好きで結婚式でも使わせていただきました。男声版のDazzlingWorldはすごくかっこよくて、声優さんってすごいなぁと思いました。「優しい人が一番強くて素敵だな」と思うようになったのは、涼君に出会ったのも大きかった気がします。…涼君語りになってしまいました。三瓶さんの涼君を大事にしてくれてるところ、体幹が男性キャストよりも強い所、姉御肌なところ、大好きです。
浦尾岳大さん(兜 大吾役):浦尾さんもバックダンサーしてるところ、めっちゃ可愛かったです。にこーって笑った時がほんとに大吾君みたいで、えー、好きになっちゃうじゃん…という感じです
徳武竜也さん(九十九 一希役):徳武さんも大きいのにいい意味で威圧感を感じないといいますか、あったかい大きさを持っている方だなぁ、と思います。朴訥な感じの人が好きなので、まぁ、もちろん好きです。
Legenders
汐谷文康さん(北村 想楽役):ん?リアル想楽君かな??? 初めて見た時驚きました。普通にビジュアル系バンドとかにいそうな感じがします。自分の可愛さを正しく理解して有効に活用する。素晴らしい事です。
笠間淳さん(葛之葉 雨彦役):2ndのあの伝説の挨拶。笠間さんのように年齢を重ねた人でも、基本的に新キャストさん達のことは歓迎ムードのコンテンツでもあれだけの重圧があるんだなぁ、と思うと改めてアイドルマスターというのはすごいコンテンツなんだなぁ、と思いました。そして歌が上手い…
駒田航さん(古論 クリス役):駒田さんもめっちゃ歌上手くないですか。セカライBDみてたまげました。古川さんと駒田さんはオペラとかやってたのかなぁ。今回も綺麗な海を見せられるといいのですが…!!!
結論:誰を好きになってもおかしくない。って言うかみんな好き。
うー、あと8時間ぐらいしたらライブです。緊張、だけど楽しみ!!!
もしも推しが決まりましたら、ご報告したいと思います!!!
行ってきます!!!!
2017年もありがとうございました
今年も穏やかに終わろうとしています。本当にありがたいことだと思います。
今年も生田衣梨奈さんは可愛くて綺麗でかっこよかった。生田さんはいつもいい意味で期待を裏切ってくれます。
来年も1ファンとして遠巻きながらそっと応援させていただけたらなぁ、と思っています。
秋にアイドルマスターSideMを好きになりました。やっぱり私はアイドルというコンテンツが、青春群像劇が好きなんだなぁと改めて思いました。
男性中心のコンテンツを好きになったのは二次元三次元を通じて初めてなので、まだまだ未知の体験の部分が多くて楽しみです。
リアルの生活の方では色々思う事もあって、中心に置いていた価値観が緩やかに変容した部分もありました。
「自分てこういう人間だろうなぁ」と思っていたら実は意外と違った、というのを今までにも何度か経験しているのですが、この歳になってもそういうことはあるし多分死ぬまであるんだろうなぁ、と思いました。
旦那さんとは今年も365日平和に過ごしました。出会ってからそれなりの年数が経ちましたが、ずっと平和に過ごせて、一緒にいられて幸せだなと毎日思えるのはひとえに旦那さんのおかげです。ありがたいです。末永く共に過ごしたいものです。
ブログを読んで下さった皆さん、つぶやきを読んで下さった皆さん、ありがとうございました。
お互いに良き新年になりますように!
思えば色々な「アイドル」を好きになってきたなぁと思った、という話
私が学生だった頃に素直にアイドルに向き合えなかった話は
この辺りに書いたことがあります。
そんな私ですが、「あれ、多分これアイドルの歌なんだろうけど、なんかいい歌だな…?」と思った歌があります。
松浦亜弥さんの「トロピカ〜ル恋して〜る」です。
当時私はコンビニでアルバイトをしていて、店内放送では常に流行りの曲がたくさん流れていました。そんなたくさんの曲の中からどうしてこの曲がすごく印象に残ったのかは自分でもわからないんですけど、とにかく気になって調べて、CDを借りたか買ったかした記憶があります。
でも当時の私は「松浦亜弥に興味がある」と言ったら「えっ、しのざきアイドル好きなの?」と言われるのが恥ずかしくて(全然そういうキャラではなかったので)言えなかったんですよね。それが2001年の話です。
その後、2008年の夏頃からアイドルマスターを好きになりました。
それは「アイドルを好きになった」と言うよりは、私が元々ゲームや漫画・小説が好きで2次元の可愛い女の子が好きで小さな頃から同人活動も行っていた、いわゆるオタクの人だったので、「また一つ好きなものができた」ぐらいの感覚でした。DQやFFやロマサガを好きになった時と同じように、「アイドルマスター」というゲームを好きになったんだ、ぐらいの感覚でした。
私は好きになるとすぐに同人誌を描くタイプのオタクなので、アイドルマスターでもすぐに同人誌を描きました。始めはいわゆる「普通の同人誌」を描いていました。アイドルマスターのキャラたちが出てきて、ストーリーが展開する、という話を描いていました。
が、その後気が付いたら「キャラのプロデューサーの話」を描いていました。アイドルマスターを知らない方のために説明いたしますと、アイドルマスターではプレイヤーがプロデューサーとなってゲームを進めていくゲームなので、アイマス同人ではプロデューサーに関する漫画というのはまぁ一定層あるものなのです。ですが、そういう漫画の多くは「キャラとプロデューサーの関係」的な事を描くものが多いのに対し、私が描いていたのは「キャラがほぼでてこない、”プロデューサーという仕事をする人”についての話だったんですよね。
その他、「そのキャラのファンの話」だったり、気が付けば「表紙に描いてあるキャラがほとんど出てこない本」ばかりを描いていました。自分の中ではアイドルマスターをやった結果自然に描きたいと思った本がそういう本であり、私的な「正統派アイマス同人誌」だったのですが、よく考えたらこれは王道路線ではないな?ということにしばらくしてから、しかも人から言われてようやく気が付きました。「アイドルマスターをモチーフにしたオリジナル漫画」と言った方がいいものばかりでした。
その頃には私にとってアイドルマスターはただの一つのゲームではなく、「女の子がアイドルとして生きていく、ってどういうことなんだろう」「女の子が幸せになる、ってどういうことだろう」「アイドルが世の中に与える影響って何なんだろう」「そもそもアイドルって何なんだろう」ということを考えるきっかけをくれるもの、になっていました。
時を同じくして2009年、私は初めてアイドルマスターのライブに参加しました。4th ANNIVERSARYの東京公演でした。
私はアイドル的な物のライブには一切行った事が無く、前情報も調べていなかったため手ぶらで参戦しました。そうしたら、まず客席のサイリウムの嵐に圧倒されました。テレビなんかではサイリウムを見た事があって、正直「え、なんか怖いしザ・オタクって感じでちょっとキモい…」と自分もオタクのくせに思っていたのですが、いざライブが始まってみると超楽しいしむしろサイリウムがあるからこそ客席も演者さんもますます楽しくなるもんなんだな、と思いました(ちなみにお隣にいた親切な方がサイリウムをくれました)。
そしてこの時、「3次元の女の子、女の人もいいなぁ」と思ったんですよね。
今まで2次元ヲタをやっていて、2次元女子は理想を描けるから3次元より可愛い!と思い込んでいたのですが、3次元の持つ熱量と言いますか、情報量と言いますか、そいうエネルギーがすごくて、この時から3次元の女子演者さんに興味を持つようになりました。
そうして満を持して?2014年の初め頃、私はモーニング娘。'14のファンになります。
この頃にはアイドルマスターで「アイドル」というものに免疫がついていたこと+自分自身が年齢を重ねたおかげで「実際のアイドルを好きになること」に対して何のハードルもありませんでした。
ん?なんか良さそう?→ん??知れば知るほど好きだな?→好き!!!!!!
この流れがめっちゃスムーズでした。
以前も書いたのですが、3次元アイドルを好きになって驚愕したのが「毎日本人がブログを更新する=毎日新情報&新ビジュアルが出る」ことです。当たり前と言えば当たり前なのですが、2次元アイドルだとそういう事が無いので…
あと、当たり前なんですけど、3次元アイドルは「歳を重ねていく」んですよね。2次元でもそのタイプの物語もあると思うんですが、アイドルマスターは基本サザエさん時空なので歳をとらないのですよ。ですが、3次元は私達と同じ時の速さで歳を重ねていく。
それが嫌、という方もいるんでしょうが、私はむしろそこが好きです。加入した時はあんなに小さくて歌もダンスも苦手だったあの子がなぁ…みたいな成長を見るのが本当に楽しい。モーニングは「卒業」のあるグループなので時が経つと旅立ってしまうメンバーも出てくる訳ですが、「終わりがあるからこそ輝くもの」を見せてもらえるのがすごく幸せです。
私はモーニング娘。を好きになっていくにつれて、アイドルマスターからはゆるやかに距離を置きました。
それは多分、アイドルマスターがアーケード・家庭用ゲーム機からソーシャルゲームへと規模を広げていく中で、私がソーシャルゲームをしなかった事も大きかったと思います。
そしてそれプラス、先ほど書いた「サザエさん時空」、そして「みんな一緒。ずっと一緒」ではないものを求めていた、というのもあるんだと思います。
サザエさん時空が楽しめるのは2次元ならではのものです。もちろん、それが楽しい時もある。でも、私は「歳を重ねながら成長していくもの」が見たくなってしまった。そして歌割りもグッズの売れ行きもサイリウムの数も差があって(アイマスは「全色持ち」が多いですが、モーニングは基本「推し色」のみを持ちます)、「アイドルでいる事」にそれぞれがそれぞれのタイミングで終わりを決める。そんな世界を、現実のアイドルを、見たくなったのだと思います。
別にそれはアイマスを否定するということではなくて。「今は、よりそっちに惹かれる」と思ったので、心の向くままに行動をしました。
そして2017年秋。なぜかアイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!をやりだし、今に至るという感じです。
サイドエムを好きになったというのは私の中では結構大きな出来事なんです。と言うのも、私は今まで「女の子が出てこないもの」を好きになった事が無かったんですよね。基本的に女の子が好きなので。だって、可愛いじゃないですか、女の子って。やわらかいし。ふわふわだし。ひらひらだし。
その私が、男性しか出てこないものでも好きになれるんだなぁ…と自分に驚きました。
が、まぁ考えてみると私はアイドルを通じて「青春成長劇」を見るのが好きなタイプなので、そういう意味では男女はあまり関係ないのかもしれないなぁ、と思いました。男性同士の、女の子同士とはまた違う感じの人間関係が面白いんだと思います。
あと、サイドエムは「理由(ワケ)あって、アイドル!」がキャッチコピーで、色々な理由から、プロデューサーにスカウトされたことをきっかけにアイドルに転職(実際には「転職」でないものもあるけれど)した人々が集まった、というゲームなんです。
いわゆる「アイドルを目指してそこに一番初めに来た人達」ではない。それぞれの現場でそれなりの経験があった人が集まっている…というのが、私が好きだったアイドルマスター(いわゆる765PRO ALLSTARS)とは違って面白いと感じているのかなぁ、と自分では思っています。
久しぶりに2次元アイドルに興味を持って思ったのは、私は3次元アイドルよりも2次元アイドルからの方が「創作」や「考えること」に関する刺激はもらうタイプなのかもしれない、ということです。
3次元アイドルは、もちろん「手が届かない存在」ではあるけど「その人自身」は確かに実存しているし、実際のその人の歴史は1つしかなくて確定しているし、毎日ブログで「その人自身の一部分」を見てしまっている(気になっている)分、私にとってはあまり妄想的な物がしにくい存在なのかもしれない。
中の人々の場合、3次元アイドルさん程の情報量がなかったからこそ、2次元アイドルさんに近い感覚だったのかもしれない。
2次元の人々は、「余白」が多いからこそ想像の余地があって、そういう点では3次元の人々より色々な物を与えてくれるんだろうな。
あと、「その子を描いた絵よりも現実のその子の方が間違いなく可愛いやん」という気持ちがある、というのもあまり三次元の方を描く気にならない理由の一つではある気がします。
まぁこれは私の絵が上手くないのと、現実の人を似せて描く能力が全くないから、というのも大きい気もしますけど…。上手く描けるようになったらまた違う気持ちになるのかな?
でも、今の画力でも二次元の子は「それなりに可愛く描けることがある」のに対して三次元の方は「全然可愛く描けない」んだよな。うーん…
私は多分、その時その時の自分にとって、惹かれる何かを持っている「アイドル」にこれからも惹かれていくのかなぁ、と最近は思っています。そのアイドル自身の魅力が減ったから他へ興味を持つようになる、というよりは、私自身の気持ちの変化で興味を持つアイドルが変わっていくのだろうな、と。興味を持つ対象は別に「アイドル」には限らない気もしますが、なぜかここ10年ぐらいずっと「アイドル」が好きなので、それにはまた何か理由があるんだろうな。
そんな訳で、最近はモーニングに基盤を置きつつも、久々に楽しいと感じられる2次元アイドルさんとも出会い、「あ~やっぱりこういうのも楽しいな」としみじみしているところです。はい。
関連?記事:
エムステ新規である私にお気に入り曲について話させてほしい
またSideMの話です。
そもそも自分が10年前にアイドルマスターに興味を持ったのは萩原雪歩さんが大変可愛らしかったからというのも大きいですが、曲が良かったから、というのもとても大きいんです。
そんな私がSideMの曲を1曲も知らないままSideM LIVE ON ST@GE!を突然やりはじめてみた訳ですが、やってみた感想としてはキャラに愛着が湧くのはもちろん「曲がいいな…!」というのがすごくありました。
それでまぁ、あれよあれよという間に2nd STAGEのBDを購入しましてエムステに入っている曲以外の曲はそこで初めて聞いたのですが(そもそもSideM自体をやっていなかったのでDRIVE A LIVEも知りませんでした…!!!)、それでますます「あー、いい曲たくさんあるんだな~」と思い、まぁ、そうなると、自然とCDを聞かざるを得なくなりますよね。はい。それでまぁ聞いてみると、元々好きな曲はさらに好きになったり、新しく好きな曲ができたりしますよね。はい。
そんな訳で、SideMド新規が現時点での特にお気に入りの曲についてただただ語りたいと思います。
…と思ったんですが、現時点で出ている曲の中から全てのお気に入りの曲について語るとものすごい量になることに気付いたので、とりあえずエムステ登録曲のみに絞りました。
結局登録されている全曲について書いてしまいそうになってしまいそうだったので「特に」好きな曲を選びましたが、基本的には全曲好きです…ほんとに…
「曲自体の好きさ」優先で選びましたが、「ライブでの演出」も含めるとまた少し違う選び方になる気がします。
スマイル・エンゲージ(Beit)
スマイル・エンゲージが数々の人をサイドMに取り込んできた曲だとか、老若男女問わずティアラを生やす曲だなんて事は後で知ったのですが、まぁ私もご多分に漏れず、サイドMで最初に殴られたような衝撃を受けたのはこの曲でした。
あら、なんか爽やかなイントロから始まったわ?…と思ったら急な爽快感キター!!(エムステ版だと最初のサビがカットされている)、そしてそののまま手を取って走り出した~!!すごい、なんだか夢みたい、え?あら?あれ~?ここは夢の世界???
と思っているうちに曲が終わりました…なんだこのすごい爽やかなエネルギーは…さらにオリジナルメンバーを揃えてプレイするとビジュアルも清らかすぎて浄化される…
とまぁ、既に何万人もの人が抱いた感想だと思うのですが、私もやはりスマイル・エンゲージの持つキラキラのオーラにやられました。ここから、サイドMという物に対する興味がぐっと高まったのを覚えています。
この曲については数々の名ブログがありますし、有名な記事かとは思うのですが、お気に入りなのでリンクを貼らせていただきます。
∞ Possibilities(S.E.M)
サイドMはやったことがなかったけれど、フォロワーさんでやっている人はたくさんいたので、サイドMの登場人物の事はぼんやりは知っていました。特にS.E.Mの道夫さんと山下先生のことは何となく印象に残っていて、「あ~、この人達のユニットか~。どんな曲なんだろう~」と思ってプレイしてみました。
ら、「…どうしてこうなったん…?」というCDジャケットとは裏腹に、非常にかっこいい曲でした。そして3人のVo値平均値が高い、何より越えてしまうところのVoがやばいと思いました。
私は勝手に「越える」ところの歌割りは山下次郎さんだろうと思っていました。しかしながら私は気付いたのです。どうやらゲーム内の歌割り配置はCDジャケットに準じているようである、ということに。そして、越えている男は上手側に配置されているということに。「…まさか…」そのまさか、越えていた男は硲道夫その人だったのである。これはものすごい衝撃であった。え、ちょま、やめて下さい先生…
そして絵柄的にてっきりまいたる先生がアイドルをやりたいと言い出してそれになぜかつきあう次郎先生と嫌々ながらもチームを組む道夫さんかと思っていたらまさかの言い出しっぺが道夫。道夫、またしてもお前か…
話は逸れましたが、∞ Possibilitiesは曲もいいし歌詞がとても好きです。Study Equal Magic!もなんですが、教師だった3人の、若人に対するあたたかい眼差しを感じまする。世の中の大人は若人にこんな風に思ってるんだよ、と若人に伝えてあげたい。
喝彩! ~花鳥風月~(彩)
ゲーム上で喝彩を初めて聞いた時、翔真さんのソロのところむちゃくちゃうまいやんけ、と思いました。そしてにゃんす役の声優さん、すごいなと思いました。正直九郎さんの印象はそれに比べて薄かったのです。
でも、セカライのBDを見て、ユニゾン後の九郎君のソロ部分を聞いて「めっちゃ九郎君らしい透明感のあるいい声やんけ…!!!」と驚きました。やはり曲にはライブになってみないとわからない魅力がある。(あと単純にスマホだと聞き取りづらい音があるというのもある)
どのユニット曲もそうですが、この曲は彩らしさが満点で、何度聞いても明るい気持ちになります。ゲーム画面も鮮やかで素敵です。
勇敢なるキミへ(FRAME)
泣いてしまうやつ…。
某所で超音楽祭の動画を見た時、サビの部分を聞いていたらなぜか号泣してしまった。
後日、一人でカラオケに行った時に歌ってみたのだが、やっぱりサビの部分になったらなぜか号泣してしまい歌えなくなってしまった。疲れてるのかな…?別に「守ってほしい願望」がある訳じゃないんですけどね。
でも、なんか「あったかくて大きい物が傍にいてくれること」がただただ嬉しかった、のかもしれない。誠司さんの「でっかい」声に救われた人はたくさんいるのではないだろうか。
Café Parade!(Cafe Parade)
楽しい。とにかく楽しい。おもちゃ箱をひっくり返したみたいな楽しさがある。
カフェパレの曲はミュージカルっぽい楽しさがあるので、コンサートの後日談の所で話に出ていたけれど、いつか生オケとかと合わせてやってくれたらとっても楽しそうだなぁ。
そしてアスランさんのVoがすごい。さらにエムステだとアピールに阻まれてわかりにくかったけど、神谷さんのVoもやばい。5人中2人がこのVo値ってカフェパレ、やばいなと思った…
The 1st Movement ~未来のための二重奏~(Altessimo)
ライブ版を聞いてより好きになった1曲。
何となく、2人とも美しいビジュアルをしているのでお高くとまっているタイプなのかな?と思っていたのですが決してそんなことがなくて、歌詞もメロディーもとても素直で伸びやかで…グループのイメージカラーと相俟って、暖かい光に包まれるような気持になれます。
Legacy of Spirit(Legenders)
超かっこいい(語彙力)。
歌詞も「Legendersだな…!!!」って感じで(どのグループ曲もそうですが)かっこいいし、単純に曲がかっこいい。好き。
そして雨彦さんとクリスさんのVoがやばい。クリスさんとカフェパレのアスランさんは2人でオペラを披露してほしいよ。
雨彦さんとクリスさんの間にいる想楽君の声がまたいい。何と言うか、グループとしてのバランスがいい。癖になる声だ。
…という感じです。
曲の感想というのはあんまり書いたことがなかったですが、書いていて楽しい気持ちになるということがわかったので、サイドMだけに関わらず、また書けたらいいなと思いました。
あと、個人的にはインスト版を聞くのが大好きなのでサイドMの曲もインストを配信してくれたらいいのにな~と思いました。DL販売でいいので、やってもらえたら嬉しいのになぁ~ ランティスさんに頼めばいいのかしら。
今ならもう少しましなJ-POPを書ける かもしれない
私は人生の中で音楽に触れていた時間が長い。
習ったり、サークル活動をしたり、音楽を使って何かしていた時間が、比較的長い。
その中で、たまに作曲をする必要があることがあった。
私は自分から作曲するタイプの人間ではないので、「必要に迫られて」作るのである。
ただ、私には致命的にJ-POP…いわゆる「イマドキ」っぽ曲を作る能力が欠けていた。J-POPの授業の課題で作った曲についての先生からのコメントは「昭和の歌謡曲のようだ」であった。自分でも実にそう思った。
逆に、昭和の歌謡曲的な物なら一応作れる、とも言える。童謡・唱歌のような曲も苦手ではない。でも、私はJ-POPの作曲に憧れた。オシャレな感じの曲を作ってみたいなぁ~とよく思っていた。
最近ふと、「なぜ私がJ-POPが作れなかったのか」について、自分なりに答えを得たような気がした。
私はこの記事にも書いたように、体内にビートが無いタイプの人間なのだ。
特に訓練を積まなくても元々リズムが備わっているタイプの人も世の中にはいるが、私は生まれ持っての数値がかなり低く、上達には修練が必要なタイプの人間なのだ。
私は16ビート命のハロプロのファンになったことによって、歌にとっていかにリズムが大事かという事、そしていかにそれが自分の体に落とし込めていなかったのかということを知った。むしろなんで今までの音楽の先生達は私にそれを教えてくれなかったんだよ(笑)、とすら思った。
今思えば、当時の先生達は一生懸命私にそれを伝えようとしてくれていたのかもしれないけれど。当時の私には実感ができなかったんだろう。
そして、つんく♂さんからは直接レッスンを受けた事が無いのに、つんく♂さんの曲は私にそれを教えてくれた。つんく♂さんは改めて偉大である。
私が思うに、私の作る曲は一本調子だったのである。
別に歌謡曲や童謡が一本調子という訳では無いのだが、いわゆる最近のJ-POP感を出すには、より「ビート感」というのが大切になってくると思われ、それが無かった私にはJ-POPが書けないのも当たり前だったのだ、という結論に達した。
私は今でも歌が上手くないし、決して体内ビートも十分とは言えない。
しかし「そういうものがあるんだ」という事は知ったし、以前よりは多少なりとも体内にリズム感が生じるようになってきた。なってきた、と信じたい。
ので、もしかしたら今ならもう少しましなJ-POPを書けるかもしれないなぁ、と思った、のでした。
まぁ、でも、詞が全く書けないのは、変わっていないのですが。。。
アイマス+娘。+アイマスの人がSideM 2nd STAGE BDを見た感想
詳細は省くが、10月頭ぐらいからアイドルマスター SideMに興味を持った。
最近私の事を知った方には唐突な話題と思われるかもしれないが、私は娘。主体の生活をする前はアイドルマスター主体の生活をしていたので、そう唐突でもない話なのである。
そしてアイドルマスター主体の生活をしていた時点で既にライブBD、そして中の人文化が大好きだった私なので
SideM に興味を持った数日後にはすでに家に2nd STAGEのBD(しかもComplete Side)があったのは、むしろ自然の流れであったと言えよう。
結論から言えば「THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ~ORIGIN@L STARS~」は大変素晴らしかった。ド新規の私でも単純に楽しかったし感動したし、配信当初からずっと追いかけていたPさん達にとってはもっともっとむちゃくちゃ感慨深いライブだったんだろうなぁ~というのも伝わってきた。
それはそうとして、以前アイマスを好きだった時の私と今の私には大きな違いがある。
それは、当時はまだ3次元アイドルのライブに行ったことが無かったのに対して、今は結構な頻度で娘。及びハロプロのライブに行っているということである。
そこで、サイドエム自体の話はまたいずれするとして、今回は「娘。及びハロプロファンがSideM 2nd STAGEを見た感想」を書きたいと思う。前置きが長すぎてすいません…。
----------------------------------------
まず一番に思った事は、「ハロプロってビジュアルレベルがすごく高い集団なんだな」ということである。
しょっぱなから石を投げられる恐れがありそうなので念のためお伝えさせていただくと、これはサイドエム中の人に対するディスりではもちろんない。単純に、アイドルってやっぱり見た目の平均値がものすごく高い人の集まりなんだなと感心した、という話である。
逆に、もしハロメンがアフレコをしたアニメを見たら「ああ、声優さんって声の演技力がすごく高い集団なんだな」と改めて思ったと思う。そういうことである。「本職の人ってすごいな、アイドルってやっぱりビジュアル値の高さも重要な要素の一つなんだなと改めて思った」という話である。
(そしてもちろんだが、ビジュアル値の高い中の人もいるし、アフレコがなかなか上手いハロメンもいる。それは、どのジャンルでもそういうものであると思う)
ハロプロの子達は顔が可愛いのはもちろんなのだが、みんなスタイルもいいんだなぁ、とも改めて思った。
顔が可愛いというのはそれはそれでとても大切なことなのだが、ライブということになってくるとこのスタイルというのも非常に重要になってくる。むしろ長い目で見るとお顔よりもスタイルの方が重要かもしれないぐらいだと私は思っている。
私が好きなハロメンの一人、アンジュルムの和田彩花さんはお顔も素晴らしいがスタイルも「え?現実?」という方で、コンサートではあまりの美しさに「ひぃぃ…美の暴力…!!!」を顔を覆わないといけないぐらいである。そのぐらい、美しさというものには恐ろしい力がある。
そして、「ハロプロってダンスレベルがすごく高い集団なんだな」とも改めて思った。
ハロプロをあまり知らない人がハローのコンサートに行くと、歌と踊りの平均値の高さに驚くそうである。私はアイドルはハロプロ以外知らないのだが、他のアイドルも見に行く複数の知人がそう言っていたので、おそらくハロプロのパフォーマンスのレベルはアイドルの中では低い方ではないのであろう。確かにハロプロは研修生レベルでも(むしろ研修生こそ、と言えるぐらい?)キレキレのダンスを披露している。
そんなハロプロのアイドル、特に激しくフォーメーションを変化させつつ2時間ほぼノンストップで歌って踊る娘。を見すぎたせいか、「それが普通」みたいな感覚になってしまっているところがあるのだと思う。
しかし、 2nd STAGEを見て思った。中の人は主に20代男性だが、1曲、だいたい5分ぐらいを歌い踊ると疲労困憊しているのがわかる。
それを、娘。は20倍ぐらいの時間やっているのだと。2017春ツアーの30分間ノンストップメドレーはありえないぐらいのスタミナ消費度だが、娘。さん達はあれを2日で4公演やる時もあるのだと。そして、アンコールの時まで娘。さん達は常にキレキレのダンスを見せてくれていると。これは改めて本当にすごいことだし、娘。さんたちのスタミナハンパねぇなと思った。
中の人達はこれまでダンスをしたことが無かった方もいるため、やはり見ていると「頑張って踊っているんだな感」だったり「不思議な動きになっちゃってるな感」がある事もある(だがそれがいい)。
しかし、ハロプロのメンバーに関してはそれを感じることは無い。研修生を経過せずに入ってきた新規メンバーでさえ、パフォーマンスお披露目の時には、もちろん硬さは残るものの「ものすごい違和感」は発しないレベルまで仕上げてくる。
これは、まぁ「ハロプロ」にとっては当たり前の事であり彼女達はもっともっと上を目指しているのだろうが、「普通の人」から「舞台上で違和感を感じさせないダンスがで人」になるはものすごい努力が必要だし、彼女達は日々努力をしているのだなぁ…と改めて感動したのである。
そんな気持ちを持ちながら改めて彼女達のパフォーマンスを見て見ると、決してダンスが得意とは言われないメンバーですらこんなに踊れるんだもんなぁ、ハロプロってレベルが高いなぁ、ライブパフォーマンスのレベルの高さは彼女達の誇りだもんなぁ、「本業としてのアイドル」をしている人たちはすごいなぁ~、と思った。
歌に関しては、もちろんハロプロの子達は上手だし、「踊りながら歌う」事に関しての平均値は圧倒的にハロプロ優位と言っていいと思う。
ただ、アイドルが「ビジュアル+歌(声)+ダンス」の総合エンターテイナーだとしたら、声優さんは「声」に特化したエンターテイナーである(と私は思っている)。
それだけにやっぱり中の人達の「声」の力は皆さんすごいな、と思った。アイドルとはまた違った「声」へのアプローチのしかたを日々行っている人たちだからこその魅力、力があった。
そして、「歌が上手い」に「声の魅力」がのっかるととんでもないエネルギーを生み出すんだな、とも思った。音波のエネルギーってすごいわ、ほんとに。娘。のみんなが見ても色々感じるものがあるライブなんじゃないかなあ、と思った。
----------------------------------------
…こんな感じです。
ハロプロとSideMの兼オタさんて割といると思うのだけど、そういう視点でのライブレポは読んだことが無いので、もしそういう記事をご存じの方がいたら是非教えて下さい。
ちなみにSideMでの担当はまだ決まっていないんですが、猫柳さんとか清澄さんとか水嶋さんあたりが気になっている気がします。で、まぁもれなく彩とかカフェパレあたりが気になっています。けどまだわからない。
推し、つまり中の人については「推しとはライブをみて決まるもの」という私の中での勝手なルールがあるので、いつか現地で見る事が出来たら決まる気がします。
というお話です。
人前でカラオケを披露する事には抵抗がある
私は人前で何かをする事が、日本人の中では平均より苦手ではないタイプだと思います。
する内容が自分の得意でないことだったとしても抵抗は少ないですし、むしろ自分の興味のある事や好きな事でなら人前に出るのは好きです。
ただ、そんな私が人前でするのにすごく抵抗があることがあります。
それは歌を歌う事、端的に言えばカラオケを歌う事です。
楽器の演奏は抵抗なくできます。
合唱も全く抵抗は無いです。
クラシックの独唱は上の二つに比べれば少しのドキドキはありますが、いい緊張ですし、歌えます。
でも、カラオケは嫌なんですよね。
自分でも原因はわかっているんです。
私は人から「カラオケが上手くない」と思われることが、すごく嫌なんです。
他の事は別に「あの人下手だなぁ・できてないなぁ」と思われても抵抗が無いんです。例えば運動とか、例えば勉強とか。
でも、歌に関しては「下手だなぁ」と思われると恥ずかしいなぁ、という気持ちがあるんです。「歌が上手い人だと思われたいなぁ」という気持ちが強いんですよ。
まぁ、要するに私は歌が上手くないんですよ。
ただ、上手くないと言っても色々なタイプがいると思います。
私は音痴ではありません。私は音感は良く、尚且つ自分が思った音程の音を出す訓練を一定期間続けてきた事もあるので(「音感がいい」のと「自分が思った通りの音程で音を発する」のは別の力だと思っています)、音痴でないことは自分ではわかっています。
でも、リズムに関しては、「受信」に関しては全日本人の中で言えば良い方だと思いますし、音楽経験者の中でも真ん中ぐらいにいるのではないかなぁ、と思っています。
ただ、リズムを「発信する、産みだす」能力に関してははおそらく、うーん、全日本人の中でも、中の下ぐらいかな、と思います。
私の歌は何が足りないから下手なのかな、と思うと、おそらくこの「リズム感」なのかなと思うんですよね。
アプカミ#18 モーニング娘。'16「泡沫サタデーナイト!」ボーカルREC映像#01、吉川友MV裏側、ラベンダー、中島卓偉ライブ映像他 (05/27/2016)
これの13:46あたりからモーニング娘。'16の「泡沫サタデーナイト!」という曲について、メンバーのうちの3人のレコーディング映像を見る事ができます。
歌姫と呼ばれる小田さくらさん、リーダーの譜久村聖さん、秋ツアーで卒業の工藤遥さん、それぞれの歌唱が見れるんです。
先に言っておくと、私は工藤遥さんが大好きですし、工藤さんの歌も大好きなんです。
でも、「工藤さんのレコーディング風景」と「小田さん・譜久村さんのレコーディング風景」に違いがある事は、モーニング娘。を全く知らない人が見ても、わかると思います。
端的に言えば、小田さん・譜久村さん、特に小田さんについては「体の中に圧倒的なビートがあるな」というのがビリビリ伝わって来ます。むしろ音を消して映像だけを見たとしても、「あっ、この小田さんて子、めっちゃ歌が上手いんだろうな」というのが伝わってくると思います。イッテQ!の宮川大輔さん的に言えば「見ればわかる、上手いやつやん」という感じです。
私にはこの、内面からほどばしるようなリズムが無い。全くと言っていいほど無い。
もちろん小田さんはプロですからそこと比べるなよ、という話ですが、普通に知人同士でカラオケに言ってもやはり上手い人というのは中から出てくるリズムや曲を歌いきる間の雰囲気作りみたいなものが上手いなと思いますし、別にプロでなくても歌の上手い人がたくさんいるというのは私も知っています。そして、自分にはそれが無いな、というのも知っています。
別に私は、自分が全ての事において劣った人間だとは全く思っていません。
音楽に関しても、音感や音楽自体を感じ取るセンサーの方は悪くないと思っていますし、音楽以外の事でも得意なことがたくさんあるのもわかっています。
ただ、私が欲しかったのは歌の能力なんですよね。
「歌が上手い」という力が持つ、圧倒的な能力に、私は強く憧れます。
私はハロプロで気になる子がいるとホイホイバースデーイベントに行ってしまうタイプなのですが、「歌が上手い」というのはものすごいアドバンテージだな、少なくとも私の心は激しくゆさぶられるな、と思います。
ハロプロに限らず、グループアイドルの曲を聞いていて、その中に1人圧倒的な歌唱力を持っている人がいたりすると「うめぇなぁぁぁ」とそれだけで惹きつけられますし。
こんな事を言いつつ「推しとは歌唱力だけでは決まらないものである」というのが不思議なものではあるのですが
あと、言い訳になりますけど、私の歌が上手くないことの理由のもう一つには「歌いたい歌と自分の声が合っていない」ことがあるんですよね。
私は可愛らしいアイドルソングが大好きで、そういうのを可愛く歌いたいんです。
でも、私の地声は低いんです。そして可愛い声でも無いんです。
むしろ男性アーティストの曲はすごく楽に歌えます。私はTHE YELLOW MONKEYがすきなんですが、THE YELLOW MONKEYの曲はとても気持ちよく歌えます。
女性アイドルの曲をキーを下げて歌えばいいじゃない、とも言われるんですが、やっぱり女性アイドル曲はあの音の高さがあってこそ可愛い部分もありますし、それに調が変わると雰囲気が変わって可愛い雰囲気にならなかったりするんですよね…
ちなみに歌うこと自体は好きなので、一人カラオケは好きです。
あと、すごく親しくて、歌に対する評価をしてこない人と行くのなら大丈夫なんです。それを満たせるのって、旦那さんと親友ぐらいしかいないんですが。
神様が一つ能力をくれるなら、運動神経も捨てがたいですが、やっぱり歌の能力が欲しいです。いい声で、自分の歌に酔いしれてみたい。
という、雑談でした。