しのざきのおと。

2019年も穏やかに暮らしたい

好きだな君が

ただの備忘録兼思い出話と言った感じです。未来の私が読んだら楽しいかなぁという。

 

この夏で旦那さんと出会って十年になります。

旦那さんとはたまたま共通の知人がいた事をきっかけに知り合いました。全然よくあるボーイミーツガールではあったし、割と男女共に知り合いが多い私にとっては「よくあるただの出会い」の一つでした。旦那さんにとってもそうだろうと思っていました。

でも今思うと、旦那さんにとっては「大変な」出会いだったんだろうなと思います。と言うか旦那さんは基本「出会わない」人です。今でも、ぽんぽん新しい場所に出かけ知り合った人とごはんを食べに行ったりする私とは違い、基本的に新しい人と知り合うというのは仕事以外には無い人です(と言うか多分世間一般の社会人てそういう人が多いんだろうとは思いますが)。そして当時の旦那さんはほとんど誰とも、特に女の人とは全く接触していなかったんだと思います。今思えば。そんな中、唯一出会ったのが私だったという。

私と接している時の旦那さんは(多少口数の少ない人なのかなとは思った物の)すごく普通だったし、全然女の人と接してないだなんて思ってもみなかったので私の事はただの知り合った女の人の一人だと感じているだろうなと思っていたし(と言うより当時はそんな事すら思っていなかったし)、たまたま「共通の知り合いがいたから顔を合わせた」ぐらいで、それで終わると思っていたら、気が付いたら結婚していました。現実って不思議で面白い。

 

初めて会った時、なんとなく「穏やかで優しそうな人だな」と思った事を覚えています。そしてその印象は今でも変わりません。「子どもみたいに拗ねる時がある」とか「多分周りの人はびっくりするぐらいテレビを見て大声で笑う」とか「ぼけ~っとして見えるけど不意に出るツッコミから察するにどう考えても頭の回転が速い」みたいな新しい情報は追加されましたが、基本は穏やかで優しい人だと思います。

私も昔は普通に自分に酔いしれて「平凡な毎日なんてつまらない」と思っているような女学生でしたので波乱万丈な恋なんてものに憧れも抱いていましたが(そしてそれもまぁ振り返ってみれば楽しい経験ではありましたが)旦那さんと出会った頃には学生でもありませんでしたし、「平和が一番」だと思っていたので出会った時期も良かったのだと思います。学生時代に出会っていたら絶対に選ばなかったタイプだろうなという自信があります。

 

好きだなぁと自覚した日から今日まで、ずっと旦那さんの事が好きです。というか、毎日好きだなぁという気持ちを更新し続けています。多分死ぬまでそうなんじゃないかなと思うし、そうであったらいいなと思います。

我が家は両親が仲が良くないので(現在進行中)小さな頃、すごく不思議でした。結婚って好きだからするんじゃないのかな、私は旦那さんとずっと楽しく、チャーミーグリーンのCMみたいに過ごしたいなぁと思っていました。

結婚後に気が付いたんですが、実在の人物で言えばクリスチャン作家の三浦綾子さんの旦那さまの三浦光世さんが、多分独身時代に憧れていた旦那さん像だなぁと。病める時も健やかなる時も傍にいてくれて、妻の事を可愛い可愛いと言ってくれて、労わってくれる人。これって本当に旦那さんの事だな、と思います。

 

旦那さんと一緒にいるようになって変化した事は色々あります。

一つは、良い意味であまり物事に深刻になりすぎなくなったことです。私は多分必要以上に物事を考えすぎてしまう事があってそれで不必要な息苦しさを感じる事がしばしばあるのですが、旦那さんは普通の人なら一緒になって深刻な感じの雰囲気を出すような雰囲気の場面でもほぼ100%ふざけてくると言うか、「え、なんでそれそんな雰囲気になってるの(^▽^)???」みたいに接してくるので「まぁ、確かにそんな深刻になる事でもないか…」と気分が解けて来るんですよね。これ、すごい不思議なんですけど「何よ、私がこんなに真剣に悩んでるのに、ふざけないで!!」って思った事が一度も無いんです。むしろ「常人ならこの場面でそんなふざけた事は絶対に言えないぞ!?」と思った事なら何度もあるんですが。ある意味相性が良いというか波長が合うんでしょうけど、不思議だなと思います。多分他の人にやられたらムカつく事もあると思うんですけど、旦那さんにやられると全然気にならないというかむしろありがたいんですよね…

きのう何食べた?」でシロさんとケンジによろしくない雰囲気が流れちゃった後で、ケンジがシロさんに何でもない風に「おれ、シロさんのハンバーグが食べたい」と頼むシーンがあって。シロさんは(俺にこういう仲直りの仕方を教えてくれたのは、ケンジなんだよな)と思う訳なんですが、あのシーンを読む度に(私の中に無かった「パターン」をくれたのは、間違いなく旦那さんだなぁ)と思うんですよね。

あとは何だろう、以前よりは穏やかになったんじゃないかなぁ、とは思います。これでも。

機嫌を取る必要のない(あるとしても秒で済む)相手が毎日家にいてくれて、毎日大好き大好きと好きなだけ言わせてくれて、あぁ相手も私の事がだーい好きなんだなと感じられる。これって多分ものすごくありがたくて贅沢な事だな、とこの歳になるとすごく感じます。当たり前みたいだけど、全然当たり前じゃないんだよなぁ。

 

自分みたいな人間、誰かと一緒に暮らすなんて無理なんじゃないのかなぁ、と思っていたんですが、7年ぐらい一緒に暮らしてみて思ったのは「大丈夫な人となら大丈夫」という事です。身もフタも無い。

同居も結婚も結婚式も家選びも車選びも、何でもそうだと思うんですが、「自分の声を聞く」と言うのが一番大事だな、と。資料集めも大切だけど、結局「で、あなたはどうしたいんですか」は自分しかわからないのでそこの声、本当の声を、丁寧に聞いてそれに合う何かを求めていく旅なんだよなと…

自分の事を好きでいること以外何も求めない旦那さんを発見できて私は運が良かったと思います、本当に。好きでいる事、好きだと伝える事に関してはかなりの自信があります、私。

 

とりとめのない話ですが、この辺で。多分こんなのでも十年後に読めば楽しい事でしょう。多分。

 

3年ぐらい前に書いた、こんな記事も、良かったら。

shinoeco.hatenablog.jp