読書感想文が苦手なあなたに いつかあなたのブログを読みたい私から
夏ですね。夏休みですね。
夏休みの宿題の定番「読書感想文」に悩んでいる人もたくさんいたりするのかなぁと思ったので、読書感想文を書くのに苦を感じた事の無い私なりに考えてみた、「こうすれば読書感想文って書きやすいんじゃない?」という方法を書いてみようかと思います。
先に断っておきますと、
- 目新しい話は何一つ無いです
- 素晴らしい内容の感想文が書けるか否かはとりあえず置いておいて、「特定の分量を書き上げ、とりあえず『書いて提出する』という目標を達成する」人向けの内容です
では本文。
感想文を書く場合、「本を一通り読み終えてから書く」方も多いのではないでしょうか。
私は学生時代はずっとこのスタイルで書いていたのですが、今思えばこの方法は効率が悪い&文章を書くのに抵抗のある人は「いきなり原稿用紙3枚を埋めなければいけない」という事実に筆が進まなくなってしまうのではないかと思います。
なので、おススメなのは「読みながら感じたことをどんどん、本自体や白紙に書きなぐってしまうスタイル」です。
私は何かを読む時に齋藤 孝さんの三色ボールペン方式(ざっくり言うと、客観的に見てまあまあ大事なところに青の線、すごく大事なところに赤の線。主観的におもしろいと感じたところに緑の線を引くやり方)を使っており、思ったことも欄外にガンガン書いています。
「思ったこと」と言うと何かしっかり考えたことを書くのかな?と思うかもしれませんが、全然そんなことはなく
この程度です。「ツッコミを入れる」程度の気持ちでいいと思います。
このやり方をしながら読むと便利なのは、後から読んだ時に「自分がどの部分で心が動いたのか(どの部分を大事だと思ったのか・面白いと思ったのか)」がすぐにわかるところです。感想文を書くときに改めて「えーっと、どこが感動したんだっけな」と探しながらもう一度読み直す手間が省けるところもいい。
余白だけだとおさまらなそうな時や、書いていたらどんどん考えが膨らんでいった事に関しては思いついた時に思いつたままにとりあえず白紙に書きなぐってしまうことをおススメします。アイディアは思いついた瞬間から忘れていくので、覚えているうちに書いておくことが非常に大切です。整理するのはあとからいくらでもできる。この白紙はA4ぐらいがいいかも?
で、そんな事をやりながら一通り読んでみたら「あ~、ここに線を引いたな~」「ここにこんなツッコミを入れたな~」と思いながら本をもう一度めくっていき、特に心に強く印象に残った言葉に関しては
「その言葉を白紙に書き写す」→どうしてその言葉が印象に残ったのか、その言葉に心を動かされたのかを思いつくままに考えて書いてみる
という作業をしてみるといいかと思います。これも、整理するのはあとからどうにでもなるので言葉が思いついた瞬間にとりあえずどんどん書きましょう。この白紙は印象に残った言葉ごとに紙を分けて書いて、一枚はA5ぐらいがいいかも?
ここで陥りそうなのが
「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きている価値がない」(書き写した言葉)→かっこいいと思ったから
みたいに書いてしまうパターン。そうではなく、「どこの、どんな部分があるから、どうしてかっこいいと思ったのか」まで考える必要があると思います
そんなことを1冊分(そんなに検討するなんてめんどくさいよ!!という方は読んでいる途中に「ちょ!これ超すごいんですけど!!!」みたいな部分が来たら線を引くだけでなく付箋も貼っておいて、後からそこだけに注目して)やってみると、あ~ら不思議、すでに原稿用紙3枚分以上の言葉がそこに!!
あとはその紙を印象に残った順に並び替えてみたり、似た感想でグループにしてみたりしながら、印象トップ3を述べたり(書くのが苦手な人にはこれが手軽でいいかも)、自分の感想の傾向を探ってみたり、読んで自分なりに考えたことをまとめれば感想文のできあがり!!になるかと思います。
文章を書くのって楽しいな~と思う人が一人でも増えて興味深い個人ブログを書いてくれる人が一人がでも増えてくれたら嬉しいな~!と常々思っているので、この文章を読んだ人がいつか一人でも個人ブログをはじめてくれたら嬉しいな~!!と思っています!!