しのざきのおと。

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15年ぶりのTHE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016@代々木【前編】

5月11日(水) に国立代々木競技場 第一体育館で行われたTHE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016に行ってきました。

(この記事では当日前後のパッション及びエモーション要素の多い話に終始します。当日の内容は後編にて)

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THE YELLOW MONKEYのライブに行ったのは2001年1月8日の東京ドーム以来15年ぶり。

と言っても別にファンを辞めていた訳でもなんでもない。イエローモンキーの最後のライブがその日で、2004年7月7日に彼らは解散してしまったのだ。そして今年の1月8日、再集結及びライブツアーが発表され、この日を迎えた。

 

2001年1月8日のライブのことはぼんやりとしか覚えていないけれど。ライブの音は大きくて鳴り響いているのだけど、どこか空虚な気持ちになった記憶がある。多分、この日を最後に活動休止に入ることがわかっていたからでもあるだろうし、メンバーの演奏にも色々な気持ちが込められていたからではないかと思う。

 

2004年の夏の日にファンクラブから解散のお知らせが送られてきた時、「青春が終わった」と頭が真っ白になったのを覚えている。その時私はすでにいい歳だったので「まだ青春してたの」と母につっこまれたことも鮮明に覚えている。

 

でも、「嫌いになって別れた訳じゃないから」。私がイエローモンキーを嫌いになる理由は一つも無かったので、私はずっとイエローモンキーが好きなままだった。メロディーが好きだった。歌詞が好きだった。何より「THE YELLOW MONKEYの4人が、THE YELLOW MONKEYの曲をやってくれること」が好きだった。

解散後も4人はそれぞれ別の場所で音楽活動をしていたし、それを見に行くこともできた。ジョン・レノントリビュートライブでソロの吉井さんを見た事もある。でも、そのステージを見る事は結果として「私は『THE YELLOW MONKEY』が好きなんだ」ということを改めて私に再認識させただけだった。

 

解散したグループ、バンドが再結成するたびに「イエローモンキーもいつ再結成してもええねんで。一度解散したのにかっこ悪いなんて思わへんで」と思っていた。絶対に、いつか再結成するだろうと思っていた。待っていた。

 

再集結を知った時、ドキドキが止まらなかった。大人になってからの15年てあっという間だな、と思った。もうそんなに経っていたのか、と。新曲は増えていないけどずっとイエローモンキーを聴き続けていたから離れていた気がしなかったのかもしれない。

 

 

新曲のARLIGHTは未だにCDにはなっていない。アルバムが出たら収録されるのかなぁ。

私は吉井さんの詞が好きなので、詩を印刷された状態でじっくり読みたいなぁ、とすごく思っていた。

そしたら、ライブのパンフレットの冒頭に縦書きの歌詞が書いてあった。いいね、縦書き。写真もとても綺麗で、とっても嬉しかった。

パンフレット、メンバーのインタビューや対談が載っています。そういうのが好きな方にはめっちゃおススメです。

 

ちなみに

ってパンフレットを見る前に呟いたんですけど。家に帰ってパンフを読んだら、まさにこれに関連することがパンフに書いてあって「おお」と思いました。

 

パンフレットでも、ライブでも。4人が、すごく笑顔で、楽しそうで、良かったなって思いました。私はやっぱり4人が楽しそうに笑ってるのが好きだなって思いました。イエローモンキーって、すごくかっこいい人達なんですけど、すごく可愛らしい人達と言うか、私より全然年上の人達なんですけど、笑ってる顔がね、昔から無邪気な男の子達みたいで、愛らしいなって思ってて…その笑顔をまた見る事が出来て良かったな、と思いました。

 

とにかく今は、この地球上にTHE YELLOW MONKEYというバンドが今この瞬間にも存在しているんだ、そしてこれからも存在するんだ、っていうことがとても嬉しいです。

 

「おかえりなさい!!」

 

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