しのざきのおと。

2021年も穏やかに暮らしたい

定期的にカウンセリングを受けて色々とメンテナンスをしている、という話

私が「定期的にカウンセリングを受けている」という話をすることで何かを得る人もいるかもしれないな~と思い、この記事を書いています。

 

ここ数年、月1ぐらいのペースでカウンセリングを受けています。基本的には月1です。調子の良くない時は、月2や週1になったりしますが、大抵月1です。

  

初めてカウンセリングを受けたのは、15年前ぐらいです。当時色々勉強する中で「カウンセリングを受けるという体験をしてみたいな」と思い、月1ぐらいのペースで一年弱ぐらいかな。受けてみました。

正直特に悩みも無かったので(当時はカウンセリングを「悩みを相談する場所」と認識していたので)「悩みがないのが悩みなんですが…」なんて無理矢理話題を捻り出した会もありました。

 

次にカウンセリングを受けたのは社会人生活をはじめてしばらく経った頃でした。
ある一つの大きな出来事がおこり(私はおそらく生涯その事を抱えながら生きていく事になるのですが)、私はその事について話ができる相手を探していました。
とても大切な話だったので、誰にでも話せる訳ではありませんでした。その話題を大切に扱ってくれて、聴くことが上手な人に聴いてもらう必要がありました。
私の知人には何人かの聞き上手な人はいて、普段であればその人達に話を聞いてもらえれば大丈夫でした。ただ、その時聴いてほしかった話は私にとってものすごく繊細な話題だったので、聴き手に求める安心感が通常の話をする時とは比べ物にならないぐらい高かったのです。

そんな時、一人のカウンセラーの事を思い出しました。その出来事が起こる数年前に出会い、「いつか何かについて誰かに聴いてもらわないといけなくなったら、この人に聴いてもらおう」と心密かに決めていた人でした。
私はその人に連絡を取って、しばらくの間カウンセリングを受けました。ダイナミックな体験でした。「この人に聴いてもらおう」と思った私の直感は間違っていなかったな、と思いました。

 

そして、今です。
数年前に再度、良い聴き手に話を聞いてもらう必要が生じました。生活環境が変わっていたので、前と同じカウンセラーの所に通うのは難しくなっていました。
たまたま行ってみた場所で「この人になら話を聴いてもらっても良いな」と思えるカウンセラーさんと出会う事ができ、今に至ります。

今の利用目的は、「気持ちの定期メンテナンス」みたいな感じです。問題が生じている時は「緊急メンテナンス」みたいになる事もあるわけですが、そうでない時は風邪予防と言うか、漢方と言うか、そんな感覚です。

そして、どんなにメンテナンスをしたところで何かが起こればどうにもならなくなってしまう時もある事は、自分でもわかっています。ただ、定期的に手入れをしていると「どうにもならなくなってから」が、何もしていない時とは少し違う、気がします。気のせいかもしれないですれども。
あとは単純に、上手い聴き手さんに話を聴いてもらえるという体験は、上手く言えないけど、「そこに、価値を感じる」んですよね。


私には大好きな旦那さんがいて、頼りになる友人もいます。ものすごく大切で、大事な存在です。
でも、身近だからこそ、なんらかのしがらみがあるからこそ話せない、事もある。話せない、時もある。

そんな時に、私の人生に「関係がない」良い聴き手さんがそこにいてくれるというのは、とてもありがたいものだな、と感じています。

 

なんで唐突にこんな事を書こうと思ったかというと、冒頭にも書いたんですが、この話を聴くことで何らかの物を得る人がフォロワーさんやブログの読者さん、たまたまこの記事にたどり着いた人の中にいるかもしれないな、と思ったからです。
今の自分にはカウンセリングが必要かもしれない…とは思っているんだけど身近にカウンセリングに行った事があるっていう人を見た事が無いし、そもそもそういうところへ行く人って「特殊な人」なんじゃないのかなぁ、と思っている人もまだまだいるかもしれないなぁ…とふと思い。
多分言わないだけであなたの周りにもカウンセリングを利用しながら生活している人は意外といるし、現に私がその一人ですよ、ここにそういう人間がいますよ、とお話してみたくなったので書いてみました。

 

何かの時に、あなたのお役に立てれば幸いです。